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受賞

2024年

前田記念工学振興財団 山田一宇賞

受賞者 山下 奈穂 助教

受賞日 2024年5月31日

題 目 循環型かつストック型社会の形成に向けた物質ストック関連指標の提案―日本における都市構造物のケーススタディ―

今回の受賞について一言
この度は博士論文の研究内容が山田一宇賞という栄誉ある賞を賜りましたこと、大変光栄に存じます。主査(谷川寛樹教授)・副査(林希一郎教授、森保宏教授、白川博章准教授)の先生方をはじめ、研究室の皆様、ご指導・ご支援をいいただきました多くの方々に厚く御礼申し上げます。また、博士課程の研究は環境省環境総合推進費(JPMEERF20193002、研究代表:谷川寛樹)及び環境省第IV期環境経済の政策研究(研究代表:谷川寛樹)の助成を受けて行われたものであり、橋本征二先生(立命館大学・教授)、醍醐市朗先生(東京大学・准教授)小口正弘先生(国立環境研究所・主幹研究員)、加用千裕先生(東京農工大学・教授)、高木重定様・中西翔太郎様(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)、Dr. Heinz Schandl・Dr. Alessio Miatto(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization)、Dr. Tomer Fishman(Leiden University)をはじめ、大変多くの方にお世話になりました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

受賞理由
本研究は、これまで多くの研究でブラックボックスとして扱われていた物質ストックに焦点を当て、都市構造物ストック・フローのデータ整備を通じて、循環型かつストック型社会の形成に資する評価手法の提案を行ったものです。建築物や社会基盤施設などの物質ストックは人間活動を支える必要不可欠な存在である一方、施設の老朽化や人口減少に伴う利用者の減少、空き家などの使用されないストックの増加など様々な課題を抱えています。博士論文の中で取り組んだ研究は、物質ストックと物質フローの相互関係を踏まえた包括的な議論を行う点で廃棄物・資源循環分野において学術的新規性を有しており、持続可能な社会の実現に寄与する論文であると評価されたと考えています。また、複雑な概念や手法を理解しやすいよう簡潔な図表や文章を心がけたことも今回の評価に繋がったのではないかと考えております。


文部科学省 令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞

受賞者 渡邊 誠一郎 教授

受賞日 2024年4月17日


日本地理学会 学会賞(学術貢献部門)

受賞者 鈴木 康弘 教授

連名受賞 伊藤 達雄

受賞日 2024年3月19日

題 目 「持続的社会づくりへの提言―地理学者三代の百年」

今回の受賞について一言
古今書院から出版した拙著「持続的社会づくりへの提言―地理学者三代の百年」は、地理学的視点から社会のあり方を考えたものである。祖父伊藤郷平と伯父伊藤達雄はそれぞれ愛知教育大学と三重大学で、農業地理学と都市地理学の研究を行った。また同時に地域計画や環境共生に関する考えを社会に対して発信した。それらを私の活断層地震防災に関するものと合わせて一冊の書籍にまとめた。このたび拙著が、2025年に創立百年を迎える日本地理学会から評価されたことは大いに勇気づけられる。環境学研究科のテーマと重なる部分が多いので、ご興味のある方にご一読頂けると幸いに存じます。

受賞理由
地域を見据えた細密な実地調査・実証研究に基づく成果と社会への提言による地理学の啓発:両氏は,2023年8月「持続的社会づくりへの提言―地理学者三代の百年」を上梓した.本書では,これまで伊藤郷平・伊藤達雄そして鈴木康弘の3氏がそれぞれ,社会にむけて地理学の視点からは何を発信してきたかがまとめられている.地理学者が社会にどうかかわっていくのかを示唆しており,学術研究に基づく社会への貢献の在り方を示している.伊藤達雄氏は,今日においても三重大学在職中に始まった「都市環境ゼミナール」を主宰し,地域社会に大きく貢献している.また鈴木康弘氏は,現在,日本地理学会災害対応委員会委員長として活躍しており,一般社会に向けての発信も多い.地理学の普及啓発への功績は大きいことから日本地理学会賞(学術貢献部門)にふさわしいと考える.


新学術「地下宇宙」第四回若手研究会 新学術若手研究会優秀発表賞受賞

受賞者 井戸 悠生(M1、担当教員:加藤丈典)

受賞日 2024年3月8日

題 目 億年スケールの鉱物飛跡検出器による未知宇宙線事象探索のための研究開発

今回の受賞について一言
結果が出せるように頑張ります


2024年 日本建築材料協会 優秀学生賞【大学院・大学部門 修士論文】

受賞者 杉本 宙威(M2、担当教員:丸山一平)

受賞日 2024年3月1日

題 目 メソスケール解析による骨材の物性と変質がコンクリートの圧縮強度に及ぼす影響


2024年 日本建築材料協会 優秀学生賞【大学院・大学部門 修士論文】

受賞者 前川 昴輝(M2、担当教員:丸山一平)

受賞日 2024年3月1日

題 目 鉱物テクスチャーとひび割れを考慮した骨材の膨張予測


2024年 日本建築材料協会 優秀学生賞【大学院・大学部門 卒業論文】

受賞者 市川 大貴(B4、担当教員:丸山一平・五十嵐豪)

受賞日 2024年3月1日

題 目 セメント硬化体の液体の接触に伴う微細構造の回復に関する基礎的研究


2024年 日本建築材料協会 優秀学生賞【大学院・大学部門 卒業論文】

受賞者 牛垣 雅也(B4、担当教員:丸山一平・五十嵐豪)

受賞日 2024年3月1日

題 目 真水と海水のコンクリート及びモルタルへの浸透性状に関する一考察


2024年 日本建築材料協会 優秀学生賞【大学院・大学部門 卒業論文】

受賞者 阪峯 瑞希(B4、担当教員:丸山一平・五十嵐豪)

受賞日 2024年3月1日

題 目 吸水過程における木材の含水率及び寸法分布の経時変化の観察手法に関する基礎的検討


2023年度 日本建築学会東海支部 学生優秀学術講演賞

受賞者 蒋 婧(M2、担当教員:小松 尚)

連名受賞 小倉畑昂祐、李燕、小松尚

受賞日 2024年3月1日

題 目 低未利用地での社会実験事業「本町BASE」に関する事例研究 その1 / その2



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