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研究科長メッセージ

研究科長 環境学という学問を創る
環境学研究科長 神沢 博
わたしたちの研究科、名古屋大学大学院環境学研究科は、地球環境科学、都市環境学、社会環境学の3つの専攻で構成されており、理学系、工学系、文系の連携の研究科です。それぞれの既存の学問分野を深く掘り下げるとともに、持続性学と安全安心学を主要な2本の柱として、理工文連携により環境学を創っていくという理念を持っています。研究科創設から十数年を経るなかで、新たな環境学を担う教員が続々と結集しつつあります。また、文部科学省のグローバルCOEプログラムの支援による「地球学から基礎・臨床環境学への展開」で立ち上げた統合環境学特別コースや文部科学省の戦略的環境リーダー育成拠点形成事業の支援によって立ち上げた国際環境人材育成プログラムを、生命農学研究科・工学研究科・国際開発研究科などの学内他部局との協働で実施しています。

理、工、文の複数の教員がそれぞれの既存の学問分野を、深く、なお深く掘り下げていくと、それぞれの学問分野に通ずる地下水脈に到達します。そのような教員たちは、地下水脈を通じてお互いの学問分野の本質的な勘所を理解でき、理、工、文が統合した新しい学問分野を開拓していくことが可能となります。しかし、そのような開拓が始まるためには、まずは共同研究が始まらなければなりません。そのきっかけをつくる接着剤になるのが、社会的要請であったり、あるいは、学生の意欲であったりします。理、工、文が統合した新しい学問分野である環境学という学問を創る道筋のひとつは、このようなものではないかと思います。

既存の学問分野を深く掘り下げる人、既存の学問分野を統合した新しい学問分野を開拓していく人、あるいはそれらの橋渡しをする人。さまざまなタイプの教員・学生が、わたしたちの研究科を発展させていきます。


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