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このコーナーでは、環境学研究科の教員や修了生ががそれぞれの関心や出来事について広く語りかけます。

環境学に感動、そして持続可能な社会の実現へ

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地球環境科学専攻 大気水圏科学系 2016年修了
山川 結貴

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現在私は、環境学と関わりのある再生可能エネルギーの民間の事業会社で風力発電事業の開発に従事しております。
「環境学と私」についてルーツを辿ると、私が環境学に興味を持ったのは7年前のことで、きっかけは大学3年生の時に受講した講義でした。「地球をひとつの生命体に見立てながら地球システムを理解する」というトピックで、地球は環境を創造しながらも、自身もその環境から影響を受けているといった、地球と環境の相互関係に改めて気づき、感動したことを今でもよく覚えております。大学院進学を決意したのも、この講義によって駆り立てられた「地球をもっと知りたい、研究したい」という想いがあったからです。当時は、将来は研究者として地球環境のために身を投じる予定でした。
そんな私が事業者として環境に関わりたいと思うようになったのは、名古屋大学大学院の環境学研究科での学びのお陰でした。大学では理学部で主に地球の素過程に着目して勉強しましたが、環境学研究科では環境を俯瞰して多方面から見つめることができました。その結果、研究者としてではなく、一民間企業に所属して環境に向き合い、主体的にかつダイレクトに環境問題の解決に尽力したいと考え、環境分野の事業会社である現在の会社への就職を決意しました。
産業革命以来、地球環境は人為的な原因により非常に速いスピードで大きな変化を遂げ、その勢いは留まることを知りません。その中でも、わかりやすい例である種の絶滅のように不可逆なところまで影響を受けている範囲もあります。しかしながら、「何事にも遅すぎるということはない」と私は考えます。過去を変えることは不可能ですが、未来を変えることは可能です。したがって、自然豊かな地球を守れるか否かは私たち人間の努力にかかっていると思います。特に環境問題は奥が深く、解決が容易ではないものばかりですが、だからこそエネルギーに満ち溢れる若い人たちの努力が実を結ぶと考えます。今後も私は地球環境に耳を傾けながら問題解決に向かって一心に努力していきたい所存です。
(やまかわ ゆうき)

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