研究

受賞

2026年 受賞

日本森林学会 Journal of Forest Research Award 2026 (Journal of Forest Research 論文賞 2026)

受賞者
平野 恭弘 教授
連名受賞
藤堂 千景、谷川 東子、池野 英利
受賞日
2026年3月16日
題目
Intraspecific variation in root system structure in a Pinus thunbergii stand grown in a gravelly spit coast(礫質砂嘴海岸に生育するクロマツ林根系構造の種内変動)
今回の受賞について一言
Journal of Forest Research誌で出版された年間に数ある原著論文の中から選出され大変光栄に思います。野外調査を支えていただいた樹木医大橋成友さんはじめ皆様に心から感謝をいたします。海岸林の減災機能を高める一助になれば幸いです。
受賞理由
Journal of Forest Research論文賞は年間50本以上の国際英語論文から選ばれる最優秀論文である。本論文は、海岸林の樹木について大きな根系の3次元構造を維持したまま掘り取るという他に類を見ない方法のみならず、デジタル画像から3次元根系構造を復元し、土壌特性とともに構造と要因を解析するという手法を確立した点でオリジナリティが高く評価された。大きな根系を実験室に持ち帰り解析することは困難であったが、本手法によりデジタルデータ保存と再解析を可能とした点もモニタリングの視点から画期的である。著者らのデータを既存文献とともに、クロマツの根の最大深さは樹高から推定できることを示した点で、津波耐性など海岸林の減災機能を評価するという緊縛の課題に応用可能な点で評価が高い。以上の理由から本論文がJournal of Forest Research論文賞2026としてふさわしいとして表彰された。

海と地球のシンポジウム2025 ポスター発表 優秀賞

受賞者
二村 康平(D3、担当教員:道林 克禎)
受賞日
2026年3月11日
題目
中央インド洋海嶺Marie Celesteトランスフォーム断層の岩相と構造
今回の受賞について一言
この度は、研究船を利用する多様な分野における成果発表を行う場である「海と地球のシンポジウム」において、優秀賞をいただくことができ、大変光栄に思います。今回の受賞を励みに、より一層研究活動に精進していきたいと思います。ありがとうございました。
受賞理由
海と地球のシンポジウム2025のポスター発表において、発表内容が優れていたため。

環境科学会 2026年論文賞

受賞者
山本 あゆ夏(M2、担当教員:齋藤 仁)
受賞日
2026年2月
題目
山本 あゆ夏・齋藤 仁(2025)サンゴ群集衰退の原因となる赤土流出の陸域環境要因とその空間的・季節的差異—石垣島・西表島を対象として—, 環境科学会誌:38(5), pp.97-108.
受賞理由
環境科学会誌2025年38巻5号に掲載された本論文は,石垣島および西表島を対象に,サンゴ群集衰退の要因となる赤土流出について,流域単位で陸域環境要因とSPSS値(海域底質中懸濁物質含有量)との関係を解析した研究である。地形および土地利用データを統合し,機械学習を用いて空間的・季節的差異を明らかにした点に新規性がある。特に,牧場や水田など従来注目されてこなかった土地利用の影響を示した点は独創的であり,サンゴ礁保全に資する有用な知見を提供している点が評価されたため。