研究

受賞

2025年 受賞

気象業務150年記念式典 気象庁長官表彰

受賞者
山岡 耕春 名誉教授
受賞日
2025年6月2日
今回の受賞について一言
気象庁150年という節目の式典にて受賞できたことは大変光栄です。南海トラフ地震臨時情報に関しては、その創設から検討会の委員に就任するまでずっと関わってきました。 2024年9月に退任する直前に実際に臨時情報が発出される場面に委員として立ち会えたことは感慨深いものでした。現在勤務している原子力規制委員会は気象庁などの情報を利用する立場にあり、今までの経験を原子力規制行政に活かしていきたいと考えています。
受賞理由
南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会の委員として南海トラフ沿いの地殻活動の監視に寄与し地震業務の推進に貢献した功績

日本地球惑星科学連合 西田賞

受賞者
松井 仁志 准教授
受賞日
2025年5月28日
題目
革新的なモデル開発によるエアロゾルとその気候影響に関する研究
今回の受賞について一言
日本地球惑星科学連合・西田賞は、地球惑星科学の分野において新しい発想によって優れた研究成果を挙げ、国際的に評価を得ている中堅研究者を表彰するための顕彰です。 今回このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。私は、大気中の微粒子(エアロゾル)の微物理特性と、その放射や雲などを介した気候への影響に関する研究に取り組んでまいりました。 これまでの研究は、多くの先生方、共同研究者の皆様、そして研究環境を支えてくださった方々のご指導・ご支援によって成り立ってきたものです。 心より感謝申し上げます。今後、地球惑星科学と大気エアロゾルの分野のさらなる発展に少しでも貢献していきたいと考えております。
受賞理由
松井仁志博士は、革新的な気候-エアロゾルモデルの開発を通してエアロゾルの微物理特性の理解を刷新し、質的に新しいエアロゾルの気候影響評価を実現してきた。 エアロゾルの本質的な微物理特性(数濃度、粒径分布、混合状態)は、気候システムとの相互作用を複雑化し、不確実性の源となる。 博士は、エアロゾルの質量濃度のみを計算する従来のモデルを刷新し、詳細な微物理特性の変動過程を物理化学法則に基づいて計算する世界初のエアロゾルモデルATRASを開発した。 このモデルを国外の気候モデルに導入し、最新の航空機・衛星観測などから得られたエアロゾルの微物理特性の再現に成功した他、エアロゾル-雲相互作用の理解の深化やブラックカーボン・人為起源鉄の気候影響の重要性を明らかにするなど、多数の成果を生み出し、観測研究やモデル開発の新たな方向性を示した。 また博士は、複数の国際共同研究を立案・推進するなど国際的にも高く評価されている。よって日本地球惑星科学連合西田賞規則により表彰する。 https://www.jpgu.org/nishidaprize/

日本火災学会 学生奨励賞

受賞者
林 真杜(M2、担当教員:尾崎 文宣)
連名受賞
尾崎 文宣
受賞日
2025年5月25日
題目
鋼構造隅肉溶接接合部の耐火性能評価-ガセットプレート溶接部に対する高温・加熱冷却時引張実験-
今回の受賞について一言
この度、名誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。直接指導して頂いた尾崎先生をはじめ、実験やプレゼン資料作成、発表練習にて研究室のメンバーのご支援を賜りました。 厚くお礼申し上げるとともに、今回の受賞を励みに、研究活動に邁進する所存です。そして、本研究が鋼構造耐火研究の更なる躍進の一助となれば幸いです。
受賞理由
公益社団法人日本火災学会主催の2025年度日本火災学会研究発表会における発表が、鋼構造耐火分野の進歩・発展に寄与する優れた論文発表として評価され、賞を頂きました。 本研究は、鋼構造分野における耐火性能評価の重要な課題に取り組んだものであり、その独創性と実用性が高く評価されました。 従来、多くの研究がボルト接合や溶け込み溶接接合に焦点を当てていた一方で、隅肉溶接接合部の耐火性能についてはほとんど研究が行われていない状況でした。 本研究では、高温時・冷却時の引張実験を通じて隅肉溶接接合部の火災時の各段階での挙動を詳細に分析し、その結果に基づき耐火設計に適用可能な高温時・冷却時の最大耐力評価式の提案を行いました。 この成果は、隅肉溶接接合部の設計指針や耐火設計における新たな知見を提供し、実務においても大きな貢献が期待されるものです。 そのため、鋼構造耐火分野の進展に貢献する優秀な研究として認められ、学生奨励賞を受賞するに至りました。

ストック型社会システム研究発表会 優秀発表賞

受賞者
岡田 大翔(M1、担当教員:谷川 寛樹)
連名受賞
長谷川 正利、白川 博章、谷川 寛樹
受賞日
2025年5月17日
題目
流域治水に資する洪水被害の空間分析と気候変動適応策の検討
今回の受賞について一言
第1回ストック型社会システム研究発表会の口頭発表において優秀発表賞をいただき、大変光栄に存じます。このように研究活動を続けることができているのは、先生方をはじめとした研究室の方々のご協力があってのことだと考えております。 お世話になっている方々に心より御礼申し上げます。今後もより一層研究活動に励んでいきます。
受賞理由
気候変動の影響による極端現象が頻発化しており、流域全体で洪水対策を行う流域治水という考え方を推進する上で本研究がその一助になると考えています。 本研究では、洪水被害額だけでなく、洪水対策により影響を受ける資源量などについて全国規模で推計し、ストックや資源循環の面からの推計結果も含めて適応策の実現可能性を検討したことにより、多くの方に興味を持っていただきました。 口頭発表では、研究内容をわかりやすく伝えることを意識し、限られた時間の中でもひと目でプレゼンテーションの内容を理解していただけるように工夫しました。 今後の洪水対策に有益な内容として評価を受け、受賞につながりました。

ストック型社会システム研究発表会 岡本久人賞

受賞者
丹羽 倫太郎(M1、担当教員:谷川 寛樹)
連名受賞
谷川 寛樹、山末 英嗣、白川 博章
受賞日
2025年5月17日
題目
ストック型社会形成の背後にある環境影響とは? -関与物質総量指標を用いた名古屋市でのケーススタディ-
今回の受賞について一言
ストック型社会システム研究発表会の口頭発表部門において,このような賞をいただけましたことを,大変光栄に思います.本研究にあたっては共著者の先生方と研究室の皆様に多大なるご支援,ご協力をいただきました. また,学会当日は様々な視点から研究に有益なご指摘,ご質問をいただくことができました.今後も研究に励んでいきます.お世話になった方にこの場を借りて厚くお礼申し上げます.
受賞理由
本研究では,名古屋市中心部の建築物を対象に,関与物質総量という指標を用いて、都市形成に伴う環境負荷を掘削活動量に換算して推計しました。また、建築資材のリサイクルがそれをどれだけ軽減するかを評価しました. 環境負荷を評価する際に、生産国側での目に見えない間接的な影響を評価した研究は珍しく,さらにそれを都市単位で多年代に渡って推計することは持続可能な社会システムを作る上で非常に大切なことであり,その意義を伝えることができました. また発表においては,研究者でない一般の方も参加されていたので,専門用語の説明や研究手法を説明する際に、説明の順番や言葉選びに注意し、簡潔かつ理解しやすいものになるよう尽力しました. その結果、発表のわかりやすさとストック型社会に寄与する意義が認められ、受賞につながりました。

ストック型社会システム研究発表会 優秀ポスター賞

受賞者
盛岡 謙太(M1、担当教員:谷川 寛樹)
連名受賞
谷川 寛樹、白川 博章、長谷川 正利
受賞日
2025年5月17日
題目
竹に関する未利用資源の活用ポテンシャルの定量化とその活用可能性について
今回の受賞について一言
ストック型社会システム研究発表会ではポスターセッションにおいて,優秀ポスター賞をいただき大変光栄に存じます。 研究室の先生方やメンバーには多くのご支援やご協力をいただきました。また,ポスターセッション中には多くの研究者の方々から大変有意義なアドバイスをいただきました。 お世話になった方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
受賞理由
本研究は,有効活用が可能であるが活用されていない資源の一つである竹に着目して,竹から水素を生成して燃料電池を発電させた際の,二酸化炭素削減ポテンシャルを全国規模で推計したものです。 既存の研究と比較して全国規模での分布を細かな精度で把握するような研究や,水素に変換することでの脱炭素化の可能性を推計するという手法の研究があまり見られないことから参加者からの興味を集めることができました。 特に,結果の図を大きな日本地図一枚で示した部分は注目を集め,図を見ながら多くの研究者の方々と議論を行いました。 ポスターを制作する際は,研究内容が視覚的に理解しやすくなるようにレイアウトや色合いの部分を意識しました。それらの結果がわかりやすい発表として評価を受け,受賞へとつながりました。

空気調和・衛生工学会 第25回特別賞十年賞

受賞者
田中 英紀 教授
連名受賞
関西電力㈱ほか
受賞日
2025年5月15日
題目
関西電力病院における社会状況の変化を踏まえた長期的かつ新たな資源・エネルギーマネジメントへの挑戦
今回の受賞について一言
新規に提案した空調システムを10年以上に亘って評価・改善し、この過程で新たなマネジメント手法提案や適用を行ってきた実績が評価されたことは感慨深い。カーボンニュートラル社会の構築に向け、新築・既設の病院ならびにビルに即戦力で適用できる管理手法を具現化したことの社会的価値は高いものである。
受賞理由
空気調和・衛生設備を長期間にわたり健全に維持する運用管理技術ならびに更新改修技術の発展と振興を図る目的で、特に優秀な業績に対して贈られる賞。関西電力病院の建設前から、新しい空調システムとエネルギー管理の提案を行い、この資源・エネルギーマネジメントを10年に亘って長期的に行うとともに、 COVID-19のパンデミックや第4次AI活用ブームなどの社会状況の変化に対応して発展させた成果が評価された。

日本建築学会東海支部 学生優秀学術講演賞

受賞者
高野 美希(M2、担当教員:飛田 潤)
受賞日
2025年4月
題目
展示状態の刀剣における動的モデルと地震時損傷低減指標の検討
受賞理由
日本建築学会東海支部研究集会において、学生・大学院生の研究発表について研究内容および発表を考慮して審査し、表彰するもの。

2025年 日本建築学会奨励賞

受賞者
早川 亜希(博士研究員)
連名受賞
小松 尚
受賞日
2025年4月17日
題目
保育室に付帯した遊びスペースの空間特性と使われ方、 保育者の見守りやすさの相互関係
今回の受賞について一言
今回、奨励賞の一人として選出され驚きと喜びを同時に感じています。本論文は,私が2021年に名古屋大学で執筆した博士論文の核心部分にあたるものです。当時、コロナ禍の影響で予定していた保育施設への行動調査がいくつか中止になり、論文全体の分析にも影響がありました。 その中で、研究初期からの小松先生の変わらないご指導と小松研究室メンバーとの議論,時折伺う保育者の先生方の率直なご発言をヒントに,今回の論文をまとめることができました。現在は名古屋大学を離れてもがく毎日ですが、今後も小さな結果を積み重ね論文執筆を続けられるよう精進いたします。
受賞理由
本論文は、保育室の付帯諸室のうち、子どもが自由に出入りできる範囲の遊びスペー スについて、その空間特性と使われ方、保育者にとっての見守りやすさの相互関係を分析し、子供の主体的な活動を支援する遊びスペースの計画上の要点を明らかにしようとしたものである。 保育施設における幼児・児童の生活は、保育室のみならず、保育施設全体に て営まれるもので、目的的な保育諸室以外の空間に着目した本論文は、その着眼点が的確である。また、長年にわたり研究や設計の取組みが蓄積されている保育施設の計画について、仮説の設定、調査やその結果の整理・記述がいずれも丁寧に行われており、堅実な分析が積み上げられている。 スペースの配置、設えといった物理的な計画要点に加えて、保育者や保護者の双方の視点での見守りやすさが考察されている点が有益である。以上の理由により、本論文は日本建築学会奨励賞にふさわしい論文として高く評価できる。(以上、選考理由から)

2024年度 日本地理学会賞(若手奨励部門)

受賞者
岩月 健吾(D3、担当教員:横山 智)
受賞日
2025年3月19日
題目
「加治木のくも合戦」参加者が持つ民俗知の体系
今回の受賞について一言
大変光栄に思います.日頃よりご指導・ご支援を賜っております皆様に,心より御礼申し上げます.
受賞理由
本研究は,鹿児島県姶良市旧加治木町地域のクモ相撲行事を事例に,参加者の持つ民俗知とクモの持続的利用の関係を考察している.参加者の民俗知は,コガネグモの生態のみならず,生存を支える他の動植物に関するものにまで広く及んでいる.また,環境変化に伴う制約の中で,民俗知はクモの利用を継続するためのものへと変化している.こうしたことを詳らかにした点で,本研究は高く評価できる.さらに,写真等を活用して当地の状況を生き生きと描きだしている点も特筆に値する(日本地理学会Webサイトより).

日本生態学会 English Presentation Award, Best Award (Material cycling)

受賞者
大門 純平
連名受賞
氏家 太、中嶋 千夏、庄子 晶子
受賞日
2025年3月17日
題目
Factors of interspecies differences in mercury contamination in seabirds: a meta-analysis across the globe
今回の受賞について一言
大変うれしいです。これを励みに面白い研究をしていきたいと思います。
受賞理由
具体的にはわかりませんが、世界の海鳥の水銀汚染のメカニズムとその応用について興味を持ってもらえたのだと思います。ほぼ日本人が聴衆の中での英語発表でしたが、大きな声でゆっくりとしゃべったため、内容を理解しやすかった、というのもあるかもしれません。

日本植物分類学会 第24回大会発表賞

受賞者
張 砡嫣(M2、担当教員:西田 佐知子)
受賞日
2025年3月9日
題目
ツリフネソウ属植物における繁殖干渉のメカニズム
受賞理由
植物分類・進化・生態などに関する研究者が集う日本植物分類学会の年次大会における、学生・若手研究者を対象とした大会発表賞のポスター発表部門での受賞。植物で起こる負の種間相互作用について、複数分類群での結実や花粉管行動を調査した研究を発表した。目的に適った的確な調査・考察と、その成果を明瞭にプレゼンテーションしていた点が評価された。

日本建築材料協会 優秀学生賞

受賞者
伊神 竜生(M2、担当教員:五十嵐 豪)
受賞日
2025年3月5日
題目
Water-2-Propanol 1H NMR Relaxometryを用いた乾燥に伴うセメント硬化体全領域の空隙構造変化の定量化
受賞理由
執筆した卒業論文、修士論文が優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められたため

日本建築材料協会 優秀学生賞

受賞者
桂川 紗帆(M2、担当教員:五十嵐 豪)
受賞日
2025年3月5日
題目
異なる湿度環境下における木材の筒状細胞群スケールの機械的性質
受賞理由
執筆した卒業論文、修士論文が優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められたため

日本建築材料協会 優秀学生賞

受賞者
花村 凛太郎(B4、担当教員:五十嵐 豪)
受賞日
2025年3月5日
題目
いくつかの岩種のコンクリート用粗骨材の熱特性に関する基礎的研究
受賞理由
執筆した卒業論文、修士論文が優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められたため

日本建築材料協会 優秀学生賞

受賞者
中嶋 達希(B4、担当教員:五十嵐 豪)
受賞日
2025年3月5日
題目
加熱In situ XRDによる鉱物組成の変化の定量手法と力学的性質の変化との関係に関する基礎的研究
受賞理由
執筆した卒業論文、修士論文が優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められたため

日本建築学会 日本建築学会論文集 査読功労者表彰

受賞者
小松 尚 教授
受賞日
2025年3月1日
今回の受賞について一言
日本建築学会論文集という、建築学に関する国内最高峰の学術誌の発展に貢献ができたことを嬉しく思っております。
受賞理由
本会会員(個人)で、『日本建築学会論文集』において一定数を超える優れた査読を行い、学会誌の質的向上に貢献をしたと認められる者に対し表彰を行うもの(以上、表彰の主旨より)

2025年 日本建築仕上学会 奨励賞 修士論文賞

受賞者
桂川 紗帆(M2、担当教員:五十嵐 豪)
受賞日
2025年3月12日
題目
異なる湿度環境下における木材の筒状細胞群スケールの機械的性質
受賞理由
執筆した卒業論文、修士論文が優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められたため

2024年 日本建築仕上学会 学生研究発表報告優秀賞

受賞者
桂川 紗帆(M2、担当教員:五十嵐 豪)
受賞日
2025年2月17日
題目
インデンテーション法を用いた異なる相対湿度環境下における圧密木材の力学的性能の評価に関する基礎的検討
受賞理由
執筆した卒業論文、修士論文が優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められたため

2025 ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会) Technology Award, First Place(EBCx category)

受賞者
田中 英紀 教授
連名受賞
愛知県(施設オーナー)および学外者3名
受賞日
2025年2月8日
題目
Aichi Environmental Research Center, Aichi Prefectural Institute of Public Health project in Nagoya, Japan
今回の受賞について一言
本施設に導入されたシステムの技術開発およびその性能検証・改善に長年にわたって取り組んだ成果が、国際的に高い評価を得たことは非常に感慨深いものがあります。
受賞理由
完全なネット・ゼロエネルギー・ビル(『ZEB』)の構築に向けて、愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所において建築および設備の計画・設計、施工および運用時の省エネルギー改善に至る一連の取り組みが、ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)技術賞の部門別1位を受賞した。本賞は、ASHRAE(米国に限らず世界各地に支部を持ち、冷暖房空調に関わる学会で世界で最も知名度の高い学会)において、冷暖房空調に関わる高い技術を実建物に実装した成果を評価する賞。建物用途別ならびに新築、既存・改修のカテゴリーに分類され、このうち既存建物のコミッショニング部門で受賞をしている。『ZEB』に向けた設備計画、これを実現するための継続的なコミッショニングならびに技術的には世界初の2温水排熱回収型吸収式ヒートポンプ・チラーの開発導入などが評価された。2024年8月にアジア地区優秀賞(地方選)を受賞し、国際大会の審査(本選)に至った。