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受賞

2020年

人間-生活環境系学会 人間-生活環境系学会大会発表賞

受賞者 藤瀬 壮太 (M2、担当教員:齋藤 輝幸)

連名受賞 齋藤 輝幸

受賞日 2020年12月6日

題 目 図書館閲覧エリアにおける利用者の着席傾向に関する研究

今回の受賞について一言
このような名誉ある賞をいただくことができ大変光栄に感じております。今回の受賞はご指導していただいた齋藤先生をはじめ、調査をお受けしていただいた図書館の皆様、多く方々にサポートしていただきました。またシンポジウム開催が困難なご時世の中、貴重な発表の機会をくださった学会関係者の皆様にも、この場をお借りして御礼申し上げます。今回の受賞を励みに今後もより一層研究に努めていきたいと思います。

受賞理由
第44回人間-生活環境系シンポジウムにおいて、公共図書館の閲覧エリアにおける利用者の着席場所選択に関する発表を行い、同エリアにおける他者の利用状況が新規利用者の着席傾向に及ぼす影響を、多数の観測データに基づいて明らかにした点が評価された。


空気調和・衛生工学会 優秀講演奨励賞

受賞者 橘 航輝 (M1、担当教員:田中英紀)

受賞日 2020年10月16日

題 目 建物群管理におけるデータ駆動型エネルギーマネジメントに関する研究 その1 機械学習手法を用いた電力消費パターン分類とその特性把握

今回の受賞について一言
この度はこのような賞を頂き、大変嬉しく思います。ご指導頂いた先生方をはじめ、ご審査頂いた学会関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。

受賞理由
既存建物群を対象として、各建物の総電力消費データのみから、建物群の利用状況やエネルギー消費の特徴を簡易的に把握するシステムを開発・検証した。開発手法において、データ分析時に機械学習を活用することで、スマートメーターのさらなる活用例を提案したことが受賞に繋がったと考える。


セントラル硝子 第55回セントラル硝子国際建築設計競技 佳作

受賞者 陳 子嘉 (M2、担当教員:太幡 英亮)

連名受賞 李 斯奇(学外)、陳 曉婷(学外)

受賞日 2020年10月24日

題 目 Dragon Stations

今回の受賞について一言
この度は「セントラル硝子国際建築設計競技」で佳作賞をいただき、ありがとうございます。私たちの案は伝統的なドラゴンボートを都市のインフラとしてスポーツクラブをつくりました。この競技の中で、人.、スポーツ、都市間の関係を改めて考えることができて本当に楽しかったです。

受賞理由
第55回となる歴史あるコンペである「セントラル硝子国際建築設計競技」において、180点の応募の中から17件の入選中、佳作10点に選ばれた。国内の大学生だけでなく海外の大学生や、設計事務所、ゼネコンなどの実務者が多く応募しているコンペであるため、価値のある受賞である。今年のテーマは「ボディ・カルチャー・クラブ」であった。他人と競わず、自身と向き合い、文化として高めたスポーツが「ボディ・カルチャー」と定義される。本提案は、伝統的なドラゴンボートを都市のインフラとして捉え直すことで、スポーツと都市デザインの関係を新たに提案した点が評価されたものと考えられる。


内閣総理大臣 内閣総理大臣顕彰

受賞者 渡邊 誠一郎 教授

連名受賞 はやぶさ2プロジェクトチーム

受賞日 2020年12月17日

題 目 はやぶさ2による小惑星リュウグウ探査

今回の受賞について一言
無事,小惑星リュウグウの試料を持ち帰ることができ、近傍での観測結果と今後の試料分析結果を総合して初期太陽系の情報を明らかにしたい.

受賞理由
宇宙探査において数々の世界初の偉業を達成し多大な業績をあげた功.探査機はやぶさ2を開発し,水や炭素を含む小惑星リュウグウの科学探査を行い,表面の2ヶ所から試料を採取して地球に帰還させたこと.


Environment-Behavior Research Association (EBRA) CERTIFICATE OF EXCELLENCE

受賞者 太幡 英亮 准教授

連名受賞 市野 清香

受賞日 2020年10月18日

題 目 EXPERIMENT ON AND VERIFICATION OF COWORKING SPACE USABLE WITH CHILDREN

今回の受賞について一言
日本の人間・環境学会(MERA)と長年にわたり連携している中国の環境行動学会(EBRA)が主催する、歴史のある国際会議において、ワークライフバランスや、男女共同参画といった国際的に共通した社会課題に取り組む、子連れ利用可能なコワーキングスペースの実証的研究について発表し、評価されたことは意義がある。(発表言語:英語)

受賞理由
中国陝西省西安市の西安建築科技大学(Xi`an University of Architecture and Technology)においてオンライン開催された14th International Conference on Environment-Behavior Studies において、優秀論文として表彰された。


2020年度日本地球化学会 学生優秀賞

受賞者 宇佐見 直也 (M2、担当教員:淺原 良浩)

受賞日 2020年11月30日

題 目 Sr,Nd同位体比と微量元素組成を指標とした西部北太平洋亜寒帯の沈降粒子中の陸源砕屑物の供給源解析

今回の受賞について一言
このような名誉ある賞を頂き、大変嬉しく思います。今回の受賞はご指導いただいた先生方をはじめ、研究をサポートしていただいた研究室の皆様の協力があってのことだと思っています。この場をお借りして深く感謝申し上げます。この受賞を励みに今後も研究活動に精進していきたいと思います。

受賞理由
日本地球化学会の年会では、研究発表を行った学生を対象に、要旨、研究内容、プレゼンテーション、質疑応答を総合的に評価し、(1)学生優秀賞(全学年対象)、(2)学生奨励賞(学部〜修士対象)が授与される。今回の年会はWeb上の研究発表資料について約2週間質疑応答を行う形式で行われた。本研究では、西部北太平洋亜寒帯域の高い生物生産を支えている鉄の供給源を探るため、SrやNdの同位体組成などの指標を利用してこの海域の陸源砕屑物の起源解析を行った。その結果、複数の起源を特定するとともに、このデータを基にこの海域への陸源の鉄の供給量の推計行った。優れた研究内容とわかりやすい発表資料、また質疑応答での議論の論理性が優秀と認められ、学生優秀賞が授与された。


一般社団法人 建築設備技術者協会中部支部 創立30周年記念学生記念コンペ「建築設備の未来へのイノベーション」 優秀賞

受賞者 高椋 敦士 (M2、担当教員:田中 英紀)

連名受賞 竹内 宏輔

受賞日 2020年11月11日

題 目 Seaside PLANT-HUT ~資源循環型社会形成における「複合海洋プラント」の計画~

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変うれしく思います。今後も建築設備に係るものとして励んでいきたいと思います。

受賞理由
近年の環境問題の一つともいえる、海洋ゴミや化石燃料由来の発電における二酸化炭素排出の問題に着目し、SDGsの「海の豊かさを守ろう」・「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という目標を目指すためのプラントを提案しました。 特に、発電所におけるエネルギー問題は顕著となってきており、2030年の旧式石炭火力発電所の停止やダックカーブ問題といったクリーンなエネルギーの供給における化石燃料依存からの脱却と再生可能エネルギーなどの導入によるトレードオフとも取れる供給量の調整が難しいことについての解決の一助となるような提案を考えました。


日本建築学会 支部入選

受賞者 板橋 佳祐 (M1、担当教員:堀田 典裕)

連名受賞 中西 杏樹

受賞日 2020年7月10日

題 目 駐在さんの敷居

今回の受賞について一言
本プロジェクトは、地方都市郊外住宅地に現存する「駐在所」を対象とし、地域の人々が利用する公の場を内包する「駐在さん」の住まい方を考えることをテーマとした。地域のための場所と個人の住まいの中間領域の作り方について様々な案を検討したが、最終的に「まち」と「うち」の間に二重の敷居を設けるデザインとしてまとめることができた。

受賞理由
2020年度日本建築学会設計競技の課題「外との新しいつながりをもった住まい」に対して、「駐在所」をテーマとして取り上げた。現在の「駐在所」は、まちの中心施設であると同時に住まいであるにもかかわらず、閉鎖的な建物となっている。そこで、日本家屋の「うち」と「にわ」の敷居から着想を得て、「うちの敷居」「まちの敷居」という2つの境界を設け、まちとのつながりをもった駐在所を提案した。その敷居は、大小様々な大きさの窓を集合させたフレームとし、そのフレームと一体化させたテラスや机、椅子、あるいは窓を開放することによって現れる庇や棚などによって、人々の活動が展開し、「うち」と「まち」に互いの存在を表出させる。「駐在所」という特殊な設計対象ではあったが、二重の敷居によって「うち」と「まち」の中間領域が形成されている点、さらにその敷居を建具としたことで両者が可視化され、空間の多様性が生み出されている点が評価された。


日本大気化学会 学生優秀発表賞

受賞者 宋 秦平 (D3、担当教員:長田 和雄)

連名受賞 長田 和雄

受賞日 2020年11月13日

題 目 Direct measurement of aerosol acidity using pH test paper

受賞理由
第25回大気化学討論会における優れた発表に対して授与された。


建築設備技術者協会 中部支部 中部支部創立30周年記念学生コンペ 優秀賞

受賞者 橘 航輝 (M1、担当教員:田中 英紀)

連名受賞 白井 めぐみ、神谷 珠文、熊野 拓郎

受賞日 2020年11月11日

題 目 「好きなことを、好きなところで」

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変嬉しく思っております。

受賞理由
技術革新が急速に進み通信プラットホームが整備され、一方で建築物の長寿命化や老朽化対策により既存ストックの活用も求められる2050年において、AI、IoT技術を建築設備に駆使することで、既存の建物はどのように発展し人々の快適性を実現させるのかを提案したことが評価され受賞に至ったと思います。


日本気象学会 堀内賞

受賞者 須藤 健悟 教授

受賞日 2020年10月27日

題 目 化学気候モデルの開発と大気環境・気候変動研究の推進

今回の受賞について一言
今回このような日本気象学会の栄誉ある賞を頂きまして、身に余る思いで、大変恐縮しております。今回受賞しました堀内賞は「気象学の境界領域・隣接分野あるいは未開拓分野における調査・研究・著述等により,気象学あるいは気象技術の発展・向上に大きな影響を与えている者に対する顕彰」であります。私は学生の頃より一貫して大気中の化学反応・輸送と気候影響を計算可能な化学気候モデルの開発とこれを用いた様々な応用研究に挑戦・従事して参りましたが、気象学・気候学と大気化学を結び付け、周辺領域に発展させる方向性を評価頂いたものと感じております。今後は、大気化学が気象学の中心領域として扱われるよう、引き続きまい進していきたいと思います。

受賞理由
須藤教授は、大気化学・気候相互作用研究を開拓・牽引し、物質循環を軸として、気象学の周辺領域の拡充に大きく貢献してきた。須藤教授が行ってきた、化学気候モデルおよび地球システムモデルの開発、化学・気候相互作用の研究、大気微量成分の長距離輸送と起源の推定、地球温暖化緩和策の構築、などの業績は、気象学の発展・向上に大きな影響を与えているものと認められる。このため、日本気象学会は須藤健悟教授に2020年度堀内賞を贈呈するものである。


日本測地学会第134回講演会 学生優秀発表賞

受賞者 木村 洋 (D3、担当教員:田所 敬一)

受賞日 2020年10月23日

題 目 陸上および海底地殻変動観測データから推定される南海トラフ沿いの力学的固着分布

今回の受賞について一言
この度は、学生優秀発表賞に選んでいただき誠にありがとうございます。今回の発表には、主に博士課程で進めてきた研究の内容が含まれており、その成果が評価されたことは非常に光栄なことであると感じております。研究を進めるにあたり、指導教員の田所先生、副指導教員の伊藤先生や山岡先生をはじめ、多くの先生方に熱心な指導を賜り、また、研究室の皆様にも有意義な意見を多数いただきました。心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後もより一層研究に努めていきたいと思います。

受賞理由
運動学的なプレート間固着分布を推定する既存の枠組みを拡張し、力学的な固着領域の推定を可能にする新たな枠組みを構築するとともに、この枠組みに基づく逆解析手法を開発した。開発した手法を西南日本の海陸測地観測データに適用することにより、南海トラフ沿いのプレート境界における力学的な固着分布を推定するとともに、昭和の南海トラフ地震の破壊開始点が力学的な固着分布の端に位置していることなどを示した。この研究の発表が、優秀発表賞に該当する特に優れたものと評価されたため。


優秀回答賞

受賞者 Pranjal Satya (D2、担当教員:丸山 一平)

受賞日 2020年9月14日

題 目 Experimental study to evaluate yielding point of a reinforced concrete beam with slab

今回の受賞について一言
I am honoured to receive such a prestigious award. This award would not have been possible without the cooperation of laboratory members and the valuable guidance of professors. I am very grateful to everyone involved in this research. It has encouraged me to invest more time and effort to contribute in research. It is a great pleasure to be rewarded for the efforts we put in. I believe this will provide required impetus for the ongoing research.

受賞理由
This prestigious award was awarded for answering the questions related to the influence of slabs to the flexural performance of Reinforced Concrete beam. The experimental study of reinforced concrete beams with slabs, identified that the contribution of slab is limited and major contribution is from beams. To analyze similar kind of structural members, focus should be on beams with higher capacity. The beams define the yielding of such reinforced concrete members. Flexural displacements and flexural cracks are dominant. The yield displacement is defined based on energy absorption as well. The initial stiffness of the tested specimen complies to the RC standards for structural design however final capacity was higher which was well explained considering other parameters such as neutral axis depth. The contribution analysis suggested that approximately 90% of the total capacity of the specimen was from beams. However, beams contribute about seventy percent when subjected to compression. Neutral axis is not fixed, it shifts during loading resulting in a number of changes in the structural performance of the specimen such as cracking pattern and contribution. Even though the specimen is symmetrical, mixed cracks are observed for compression and tension on both surfaces of the specimen in direction to load applied.


優秀回答賞

受賞者 梅木 翔太 (M1、担当教員:丸山 一平)

受賞日 2020年9月14日

題 目 フライアッシュセメント硬化体の圧縮強度推定に関する基礎的研究

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変光栄に思います。今後とも研究を通して社会の貢献となるよう頑張っていきます。また、丸山先生を始め、研究室の先輩方や同期など多くの人の協力無しにはこの成果は得られませんでした。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

受賞理由
令和2年度学生研究発表会において、講演の際の回答が優秀と認められた。


優秀回答賞

受賞者 神林 大輔 (M1、担当教員:丸山 一平)

受賞日 2020年9月14日

題 目 3次元剛体バネモデルを用いた解析による円柱モデルと中空モデルにおける圧縮強度およびヤング率の比較

今回の受賞について一言
この度、優秀回答賞を授かり大変光栄に思っております。ご審査いただきました選考委員の方々をはじめ,日本コンクリート工学会関係各位の皆様、ご指導いただいた先生方に御礼申し上げます。

受賞理由
口頭発表後の質疑応答にて、他分野の学生や研究者に対しても理解していただけるよう説明の仕方を工夫した点で評価されたと考える。今後、さらなる研究の発展が期待される。


優秀講演賞

受賞者 常川 晃輝 (M2、担当教員:丸山 一平)

受賞日 2020年9月14日

題 目 FUNDAMENTAL STUDY ON FORMATION OF ZEOLITE FROM REACTION BETWEEN ALBITE AND PORTLANDITE

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変光栄に思います。先生をはじめ、研究室の皆様の協力があっての受賞ですので、この受賞を励みに今後も精進いたします。

受賞理由
あなたは令和2年度学生研究発表会において頭書の通り優秀な成績を収められましたのでこれを賞します


Journal of Advanced Concrete Technology The outstanding papers of the year 2019-2020

受賞者 石川 俊介 (修士課程2020年3月修了、担当教員:丸山 一平)

連名受賞 丸山 一平、紺谷 修、澤田 祥平(鹿島建設)、滝沢 正之、江藤 淳二(三菱総研)

受賞日 2020年9月1日

題 目 Hydrogen Production and the Stability of Hardened Cement Paste under Gamma Irradiation


環境システム研究論文発表会 第48回環境システム研究論文発表会 優秀学生発表賞

受賞者 山下 奈穂 (D1、担当教員:谷川寛樹)

連名受賞 谷川 寛樹、山本 大陸、白川 博章

受賞日 2020年10月18日

題 目 日本全国の利用度別物質ストックの定量化 ー住宅におけるケーススタディー

今回の受賞について一言
このように歴史ある学会で素晴らしい賞を賜り,大変光栄に思います.この度優秀学生発表賞という評価をいただけたことは、現在博士後期課程1年である私にとって今後も研究を進めていく励みとなりました.本研究において,ご指導いただいた先生方をはじめ,多くの方々にサポートをいただきました.貴重な発表機会をくださった学会関係者様,また日頃からお世話になっております研究室の皆様にもこの場を借りて厚く御礼申し上げます.今後も研究活動により一層邁進して参りたいと思います.

受賞理由
本研究では,日本全国の住宅ストック量を構造種別、資材別に推計するとともに、物質ストックの利用度区分に従い現役量と退蔵量を考慮した推計を行いました。 社会に残存するストックには、現在使用中のものから、利用可能なもの、利用不可能なものまで様々な状態のストックが存在します。 有効なストックと不要なストックを分類・把握することは、ストック型社会の形成に向けたストックの管理に重要な役割を果たします。 また、今回推計対象とした住宅のストックに関しては、空き家問題など社会的・経済的にも示唆を与える結果が得られました。 本学会では口頭での発表であったことから,複雑な概念や手法を理解しやすいよう、見やすいスライドと簡潔な説明を心がけたことも受賞に繋がったのではないかと考えております.


Society of Vertebrate Paleontology(古脊椎動物学会) Colbert Prize(優秀学生ポスター賞)

受賞者 仲井 大智 (D1、担当教員:藤原慎一)

連名受賞 藤原 慎一

受賞日 2020年10月17日

題 目 Morphological indices for digging ability and strategies using forelimbs in extinct mammals


株式会社 木の家専門店 谷口工務店 木の家設計グランプリ2020 20選

受賞者 竹村 弘生 (M2、担当教員:小松尚)

連名受賞 植木 袖花

受賞日 2020年9月26日

題 目 木の家設計グランプリ2020

今回の受賞について一言
この度はこのような賞をいただき非常に光栄に感じております。同時に他の方の作品やプレゼンテーションを拝見し、様々な考え方や設計上の工夫を知ることができ非常にいい機会となりました。

受賞理由
今回のコンペのテーマ「自然を身方にする家」という課題に対し、多くの提出者の方は自然を、植物、風、雨など外部の自然環境と捉えていました。 それに対し私たちの案は、家族間の心理的摩擦や距離感という人間が誰しも抱く家族間の問題を自然なものとして捉え、それに向き合い寄り添うような住宅の提案をさせていただきました。 残念ながら今回は10選以上に入ることは叶わなかったのですが、他の案にはなかなか見られない、住宅だからこそ存在する自然を取り上げた点を評価していただけたものと、恐縮ながら解釈しております。   もう1つ挙げさせていただくとすれば、今回例年よりCAD等を使ったリアリティのあるパースやシートの作り方をしている作品が多く見られた印象にありますが。私たちは家族間の問題というテーマもあり 柔らかい雰囲気の手書きでのパースやダイアグラムの作成をした点が提案をより魅力的に見せることができたのではないかと考えております。


株式会社 木の家専門店 谷口工務店 木の家設計グランプリ2020 ビルダー賞

受賞者 児玉 祐樹 (M1、担当教員:恒川和久)

連名受賞 内田 正紀

受賞日 2020年9月26日

題 目 都市にゆとりを


株式会社 木の家専門店 谷口工務店 木の家設計グランプリ2020 「自然を身方にする家」 銀賞

受賞者 熊野 拓郎 (M1、担当教員:小松尚・太幡英亮)

連名受賞 佐々木 主海、柴田 桂吾

受賞日 2020年9月26日

題 目 光彩の棲家

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変嬉しく思っております。今回のグランプリでは、他にも自然光をテーマにした提案があったと思いますが、そのなかでこのような評価をいただけたことは光栄であり自信につながったと思います。

受賞理由
現代は照明技術が発達し一様な光が簡単に手に入れられる一方で、自然光と人の関係が薄れているように感じていました。 デジタル化・AI化が進む都市の中でもう一度自然な光を暮らしに取り戻せないかと考えこのテーマを設定しました。 本案では屋根面を一部透明化して光をとり入れる提案をしましたが、季節によって光の入り方が大きく異なり、それをどうプランニングに活かすかという点と光による熱負荷をどう対処するかという点がプランニングするうえで難しかったですが、光をどう際立たせるかスタディしていき最終的にシンプルな平面計画とし、光の入り方を考慮して吹き抜けを設けることで建物全体に光を取り入れることができました。 また各階の性質を分けることによってメリハリのある断面構成になったと思います。また、季節によって熱負荷を変化させるように二重化したルーバーの疎密を考え、実際に日射遮蔽率の数値を出したりレンダリングしたもので光の入り方をスタディしたことが最終的に気持ちの良い空間を作れたことに繋がり、受賞に至ったと思います。


株式会社 木の家専門店 谷口工務店 木の家設計グランプリ2020 「自然を身方にする家」 銀賞

受賞者 石原 可南子 児玉 由衣 (M2、担当教員:太幡英亮・恒川和久)

受賞日 2020年9月26日

題 目 雨を待ちながら

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変嬉しく思っております。今後も設計者として励んでいきたいです。

受賞理由
「自然を身方にする家」というテーマに対し、見るときの心情や気候で表情が変わる雨に、人と人、暮らしの関係性を委ねる家を設計しました。審査では、スケール感や自然への着目点、表現を評価していただきました。


研究発表優秀賞

受賞者 冨岡 優貴 (M1、担当教員:纐纈佑衣)

受賞日 2020年9月18日

題 目 石英–藍晶石系を用いたラマン地質圧力計:四国三波川帯・石英エクロジャイトの例

今回の受賞について一言
本研究にあたり、研究の進め方から分析機器の使い方まで多くのご指導を頂いた名古屋大学纐纈佑衣先生、並びに研究テーマと適切な助言の数々を下さった早稲田大学田口知樹先生に深く感謝いたします。 また、発表の添削など常に前向きなご指導を頂いた道林克禎先生をはじめ、岩鉱ラボの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

受賞理由
新しく藍晶石と石英の組み合わせを用いて変成圧力を制約し、ラマン地質圧力計への適用可能性を示したことが評価されたため。


あいちの木で家をつくる会 木造都市研究会 木愛の会 地域の山の杉を活かす 空間・家具提案学生コンテスト2019 優秀賞

受賞者 佐々木 主海 (M1、担当教員:太幡英亮)

受賞日 2020年7月24日

題 目 Re:ヒモイス

今回の受賞について一言
このような栄えある賞を頂き、大変光栄です。

受賞理由
1950年代に渡辺力によってデザインされた作品である「ヒモイス」をリデザインする提案です。戦後直後の日本に有り余っていた広葉樹を材としたヒモイスを、現在の日本に大量に存在する杉材でリデザインするという木材産業の背景を見据えた視点が受賞の大きな理由だと思います。 また、作品を実作し、展示を行うことで、魅力が大きく共感されたのだと思います。


株式会社なごや東山アカデミックサービス 名古屋大学工学部新7号館学生広場計画 ワークショップ 最優秀賞

受賞者 佐々木 主海 (M1、担当教員:太幡英亮)

連名受賞 テンピア・ジュリエット、野呂 怜太郎、森 琢人

受賞日 2020年7月21日

題 目 木陰の溜まり場

今回の受賞について一言
このような栄えある賞を頂き、大変光栄です。

受賞理由
名古屋大学東山キャンパスに新しく誕生する学生広場のあり方を考えました。 ただ単に大きな何もない空間を広場空間とするのではなく、樹木を植えて空間を分節しながら木陰を生み出し、心地よい居場所をつくっていこうとする姿勢に多くの共感を得たことが受賞の大きな理由だと思います。


日本建築学会 支部入選

受賞者 石原 可南子 (M1、担当教員:太幡英亮・小松尚・恒川和久)

連名受賞 竹村 弘生、津村 智弘

受賞日 2020年2月17日

題 目 シェア暮らし 人×いきもの×自然

今回の受賞について一言
このような賞をいただき大変嬉しく思っております。今後も設計者として励んでいきたいです。

受賞理由
「ダンチを再考する」というテーマに対し、団地の豊かな自然に着目し、建て詰まった団地の減築と、住棟間に盛土の共用部をつくる増築を同時に行いました。 2方向の建築デザインにより、風と光を入れながら、住人たちが両者をつなぐブリッジを回遊し、余白に入り込む生態系と共生するデザインが評価していただきました。


日本建築学会 優秀修士論文賞

受賞者 野々山 優輔 (修士課程2020年3月修了、担当教員:長江 拓也)

受賞日 2020年9月8日

題 目 実大実験に基づく超高層鋼構造建物の構造部材および非構造部材の耐震性能評価

今回の受賞について一言
この度は、このような賞をいただき大変光栄に思います。修士論文をまとめるにあたり、日頃から熱心にご指導いただいた先生方をはじめ、産官学連携研究において各方面の方々に多大なお力添えをいただきました。心より感謝申し上げます。

受賞理由
超高層鋼構造物の耐震性能を評価するためには構造部材と非構造部材を統合した解析モデルの構築が必要であるとして、実験と結果の分析を行っている。接合部を対象とした実験では、耐力の劣化挙動を表現可能な部材モデルを採用し骨組挙動に及ぼす影響を検討した。また、カーテンウォールの実験結果に基づき独自の解析モデルを構築するとともに、既往の実大振動台実験結果を参照し、鋼構造骨組とカーテンウォールの解析モデルを統合した解析の妥当性を検証した点は高く評価できる。以上のことから、本論文は優秀修士論文賞に値すると考え、推薦するものである。(2020年建築雑誌8月号より引用)


エスペック株式会社 第23回公益信託エスペック地球環境研究・技術基金 エスペック環境研究奨励賞

受賞者 山出 美弥 助教

受賞日 2020年8月21日

題 目 原発事故後のブラウンフィールド再生におけるルーラルツーリズムの適応可能性

今回の受賞について一言
この度、自身が長年に渡り取り組んできた研究課題に対してこのような賞をいただけたことをとても励みに思っております。“研究・教育を通して社会貢献を続ける”という理念の下、また研究に向き合っていきたいと考えています。

受賞理由
東日本大震災で発生した原発事故によりシビアな土壌汚染を受けた福島県において,避難指示解除後のコミュニティ再建のための手がかりを探るため,ルーラルツーリズムの観点から研究を行っている点について評価された。またそのルーラルツーリズムについても単なる観光ツアーでなく,生業や震災教育,地元民との関わりを含めたツーリズム(農業ボランティアツアー等)に焦点を置き,調査を進めることで持続可能な仕組みを構築し,土壌汚染地の再生問題について知見を得ていることに理解を得たと考えている。本研究は今後,様々な研究へと発展していく予定だが,震災復興にとって重要なことは風化させないことであり,この受賞ではそのような基本的姿勢も含めて評価されたと考えている。


日本火災学会 学生奨励賞

受賞者 趙 小敏 (D1、担当教員:尾崎文宣)

受賞日 2020年6月19日

題 目 耐火性能評価法の違いが鋼部材の火災時破壊確率に及ぼす影響

今回の受賞について一言
名誉ある賞を頂き光栄に思っております。本研究に対しまして,日本の火災科学の進展発展に貢献するものであるとの講評も頂き,研究成果が認められた事に大きな喜びを感じております。ご指導いただきました,先生方に深く感謝いたします。今回の受賞を励みに今後も研究活動に邁進いたします。

受賞理由
令和2年度日本火災学会研究発表会において発表内容が火災科学の進展発展に寄与する優秀な研究内容であると認められたことによって受賞した。


人間環境学研究 第5回優秀論文賞

受賞者 賀茂 道子 特任講師

受賞日 2020年6月30日

題 目 「占領初期における新聞懇談会の意義―戦争犯罪人報道に着目して―」

今回の受賞について一言
優秀論文賞をいただき大変光栄に思います。これまで多くの方々に支えていただきました。改めて感謝申し上げるとともに、これからも一層精進してまいる所存です。

受賞理由
戦後史研究ではGHQの政策立案過程に焦点が当てられがちであるが、政策推進手法に対する検証は新たな戦後研究の分野を開拓している。


国際オマーンオフィオライト学会特別講演賞

受賞者 道林 克禎 教授

受賞日 2020年1月15日

題 目 Development of olivine fabrics in the uppermost oceanic lithosphere within the Oman ophiolite

今回の受賞について一言
オマーンオフィオライト研究の功績とオマーンオフィオライト掘削プロジェクトへの貢献が認められたことはとても嬉しく思います.

受賞理由
受賞者はオマーンオフィオライト研究を20年以上続けており,そのうちの1編(Michibayashi and Mainprice 2004 Journal of Petrology)は被引用数100件を超えるまでになっている.これまでの研究の功績に加えて2017年から国際共同プロジェクトであるオマーンオフィオライト掘削プロジェクトの日本チームのリーダーとして高く評価され,同プロジェクトの研究成果を集めた国際オマーンオフィオライト学会において基調講演を務めただけでなく,主宰者であるサルタンカブース大学から特別講演賞を授与された.



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