研究
出版物
環境学研究科の出版書籍をご紹介します。
広報誌 環
環境学研究科の3専攻の教員が、特集テーマについて、対談や執筆をする。(年2回発行)
環境学研究科 20周年記念誌
【目次】
20周年によせて
第1章 環境学研究科の歩み(2011年度〜2020年度)
第2章 プロジェクト・研究・教育活動
第3章 専攻・研究科付属センター
第4章 管理運営・広報活動・同窓会
付録
環境学 研究ソースブック
持続性学プロジェクトの一環として、多岐にわたる環境学研究のデータの所在をまとめた 『環境学研究ソースブック-伊勢湾流域圏の視点から-』。地球温暖化、廃棄物処理、まちづくり、環境法整備、歴史的環境など環境学研究に関する51項目とトピックなコラム14項目を収録。(藤原書店)
持続性学―自然と文明の未来バランス
林良嗣、田渕六郎、岩松将一、森杉雅史、名古屋大学大学院環境学研究科 編
名古屋大学で行われたシンポジウム「私たちは人間生活と環境の未来を構想できるのか?」をもとに、国内外第一線の研究者たちが理科系・人文社会系の枠を超えた「持続性学」の確立へ向け、地球環境の問題と持続可能な社会について考察した論集。(2010年 明石書店)
水の環境学 人との関わりから考える
清水裕之、檜山哲哉、河村則行 編
人間にとって不可欠であるとともに、時にはその猛威に脅かされることもある水。本書は、地球水循環などの自然科学的領域から、上下水道などの技術的領域、そして水利権運用などの社会的領域へと、三つの領域を貫く明確な視点より、水を体系的に把握する。(2011年 名古屋大学出版会)
東日本大震災後の持続可能な社会
林良嗣、安成哲三、神沢博、加藤博和
名古屋大学で行われたシンポジウム「地球にやさしい資源・エネルギー利用へ〜東日本大震災から1年」をもとに、3・11東日本大震災以降の社会をどう構想するかを論じる。真鍋淑郎、エルンスト・フォン・ワイツゼッカー、ハンス=ペーター・デュール、米本昌平ら世界的識者による論考。(2013年 明石書店)
中国都市化の診断と処方
林良嗣、黒田由彦、高野雅夫
中国の急激な都市化・経済発展は、PM2.5の問題も含め、さまざまな環境破壊・都市問題をもたらしている。本書はこのテーマに対し、日中の研究者が、観光を通じた「持続可能な発展」をはかる湯布院に集い議論した成果をまとめたもの。(2014年 明石書店)
臨床環境学研究
渡邊誠一郎、中塚 武、王 智弘 編
環境の病いとどう向き合うべきか。環境問題発生のダイナミズムを見据え、従来の学問分野を超えた新しいアプローチが、現場で診断から治療までを一貫して行う臨床環境学であり、それを支える基礎環境学である。個別性に配慮したこれら先進的な試みを、理論と実践の両面から初めて解説。(2014年 名古屋大学出版会)