知の共創プログラム
公開コロキウムの実施実績
第2回公開コロキウム
- 日時
- 2026年6月18日(木)17:15-18:30(オンライン)
- 発表者
- 堀部 篤樹
- タイトル
- 学校づくりにおける設置者主導によるユーザー参加型対話プロセスの制度化と継承に関する研究 ―複数自治体の横断比較を通した建築段階別分析―
- 要旨
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近年、公立小中学校の学校づくりにおいて、施設を社会的基盤と捉え、利用者が設計段階から関わる「ユーザー参加型の設計プロセス」が重視されています。しかし現状の実践事例は大規模事業等に偏っており、対話の進め方が特定の設計者の経験や力量に大きく依存しているのが実態です。結果として、自治体内にノウハウが蓄積されず対話が「仕組み」として制度化されていない点や、設計段階の理念が運用段階へ引き継がれず希薄化してしまう課題が存在します。
本研究は、公立小中学校の学校づくりにおける、設置者主導による「ユーザー参加型対話プロセス」の制度化と継承の仕組みを解明することを目的とします。構想から運用に至る建築段階を連続した「対話プログラム」と捉え、継続的な実践を展開するI市等の横断比較を通じて分析します。対話を継続させる条件と理念を運用へ引き継ぐ構造を明らかにし、事業規模等に依存せず自治体組織として再現可能なモデルの実装を目指します。
第1回公開コロキウム
- 日時
- 2026年5月28日(木)17:15-18:30(オンライン)
- 発表者
- 井上 智博
- タイトル
- 古気候データと遺跡調査データを用いた農業景観変遷過程の研究
- 要旨
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大阪府河内平野では、1960年代以降の都市開発によって、農業景観は大きく改変された。その結果、この地域の地理・歴史に関する知識・情報の多くが失われ、水害リスクなどの認識が希薄になっているように思われる。一方で、この地域では考古遺跡の発掘調査が多数実施され、地質学などと連携して弥生時代以降の農業景観の変遷過程を復元する研究が進められている。今回の発表では、高精度古気候データと遺跡調査データを用いて、河内平野の農業景観変遷過程を復元する取り組みを紹介する。また、そうした研究成果を、地域における防災・減災や今後のまちづくりに生かすための視点についても言及したい。