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受賞

2023年

日本地理教育学会 第3回出版文化賞

受賞者 横山 智 教授

連名受賞 編者と執筆者の共同受賞

受賞日 2023年8月19日

題 目 横山 智・湖中真哉・由井義通・綾部真雄・森本 泉・三尾裕子編 (2023)『フィールドから地球を学ぶ: 地理授業のための60のエピソード』古今書院.

今回の受賞について一言
2022年度から高等学校地理歴史科の必履修科目となった「地理総合」の授業素材用に、フィールドワークに基づく世界各地の地域情報を提供した書籍が今回の受賞対象となりました。本書には60のトピックを掲載しており、トピックの半分は文化人類学者の方々に執筆して頂きました。専門分野の垣根を超え、地理学と文化人類学がコラボレーションして「地理総合」の書籍を編むのは本邦初です。その試みを、日本地理教育学会に評価していただいたことに感謝いたします。

受賞理由
高等学校地理歴史科の必履修科目として「地理総合」が2022年度に新設され、コンピテンシーの育成、思考力・判断力の育成をめざす新たな地理教育が開始された。本書は、日本学術会議の地域研究委員会文化人類学分科会と地理教育分科会地誌・国際理解教育小委員会のメンバーが中心となって、新しい地理教育への素材提供をめざして出版されたものであり、世界各地にフィールドを持つ多数の研究者が持つファーストハンドの地域情報をエピソードとしてまとめ、「地理総合」の項目に沿って構成して、高校の地理教育で活かせる素材の提供をめざした点が高く評価できる。また、本書の内容は「地理総合」とはどのような科目なのか、「新しい地理教育」をどのように展開していけばよいのかを考える際のヒントにもなり、日本地理教育学会の出版文化賞に値する。


名古屋大学 赤﨑学生奨励賞

受賞者 岡村 太路(D1、担当教員:依田 憲)

受賞日 2023年8月4日

今回の受賞について一言
今後も楽しく研究していきます!!


世界交通学会 16th World Conference on Transport Research Topic Area Award C

受賞者 Muhammad Faizan ul HAQ(D3、担当教員:井料 美帆)

連名受賞 井料 美帆、Wael K.M. Alhajyaseen、Zhu Hong

受賞日 2023年7月21日

題 目 Impact of Refuge Island at Two-Lane Roads on Pedestrian Crossing Behavior: A Virtual Reality Study

今回の受賞について一言
It is happy on winning the Best Paper Award in the category of "Traffic Management, Operations, and Safety" at the 16th World Conference on Transport Research (WCTR) held in Montreal, Canada from July 17-21. I am humbled and honored to have received this recognition, and I would like to extend my heartfelt appreciation to all my co-authors, lab members, and especially my supervisor Dr. Miho Iryo, for her invaluable support, cooperation, and guidance throughout this journey. I believe that without her unwavering assistance, this achievement would not have been possible. I am hopeful that the research presented in the paper will contribute towards enhancing the safety of road users and pave the way for a safer and more secure transportation system. This award has encouraged me to continue working diligently and with utmost dedication toward my research endeavors, and I am committed to making significant contributions to the field of transportation in the future.

受賞理由
第16回世界交通学会にて,Topic Area C(交通マネジメント,運用,安全部門)の最優秀論文に選定されたため.


第45回コンクリート工学講演会 年次論文奨励賞

受賞者 伊神 竜生(M2、担当教員:丸山 一平)

連名受賞 丸山 一平、五十嵐 豪、Abudushalamu

受賞日 2023年7月7日

題 目 セメント硬化体の炭酸化とそれに伴う微細構造変化に及ぼす環境CO2濃度及び初期含水率の影響

今回の受賞について一言
私が発表した論文及び講演に対してこのような賞をいただいたこと非常に嬉しく思います。今後の研究活動も励み、来年度も受賞できるように取り組みたいと思います。

受賞理由
第45回コンクリート工学講演会において発表した論文が選考の結果特に優秀な講演であると認められたため。


日本西アジア考古学会 奨励賞

受賞者 木元 菜奈子(M2、担当教員:門脇 誠二)

連名受賞 郭 静、白川 博章、谷川 寛樹

受賞日 2023年6月25日

題 目 論文「摩耗痕分析による旧石器時代の貝製ビーズの利用法の検証:南ヨルダン、トール・ハマル遺跡出土の海産貝類の分析」

今回の受賞について一言
この奨励賞については下記の学会ウェブに掲載されています。
http://jswaa.org/%E5%B7%9D%E5 %8F%88%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3 %80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8 %A5%BF%E3%82%A2%E3%82%B8%E3 %82%A2%E8%80%83%E5%8F%A4%E5 %AD%A6%E4%BC%9A%E5%A5%A8%E5 %8A%B1%E8%B3%9E%E3%81%AE%E5 %88%B6%E5%AE%9A/
また、授賞式の様子は学会Facebook(下記)で速報されています。
https://www.facebook.com/jswaa1997

受賞理由
受賞理由は授与式に口頭で述べられたのみです。賞状の写真に定型的な文句が書かれています。


優秀ポスター賞

受賞者 片桐 星来(M2、担当教員:道林 克禎)

受賞日 2023年6月24日

題 目 静岡県北西部渋川地域三波川帯における超苦鉄岩体周辺の温度構造

今回の受賞について一言
これまでほとんど試みられていない研究手法だったので不安でしたが、表彰していただけて嬉しかったです。

受賞理由
超苦鉄岩体の研究に泥質片岩を用いるという新しい手法を取り入れたことが評価されたため。


日本地質学会中部支部優秀ポスター賞

受賞者 原野 あゆ(M2、担当教員:道林 克禎)

受賞日 2023年6月24日

題 目 背弧域最上部マントルの流動特性:岩手県早池峰超苦鉄質岩体の例

今回の受賞について一言
私にとって二度目のポスター発表だったので前回の反省を活かし,より人に伝わるデザインなるように作成しました.

受賞理由
岩手県早池峰超苦鉄質岩体のかんらん岩について構造岩石学的特徴を明らかにし,主要元素化学組成などのデータを加え背弧域最上部マントルの流動特性について議論したことが評価された.今後,最上部マントルにおける歪みの局所化メカニズムの解明につながる可能性がある.


第77回セメント技術大会 第77回セメント技術大会優秀講演者賞

受賞者 伊神 竜生(M1、担当教員:丸山 一平)

連名受賞 丸山 一平、五十嵐 豪、Abudushalamu

受賞日 2023年6月20日

題 目 高湿度環境下においてセメント硬化体に多量の二酸化炭素を固定する一案

今回の受賞について一言
セメントに携わる研究者が多数出席し、活発な議論が行われるセメント技術大会において、このような賞を頂けたことを非常に光栄に思います。今後の研究活動も引き続き励んでいきます。

受賞理由
第77回セメント技術大会における講演が、審査の結果優秀であると認められたため。


海洋理工学会 優秀発表賞

受賞者 黒田 真奈加(大学院生、担当教員:市原 寛)

受賞日 2023年6月9日

題 目 海底電磁場観測データの高品質部の抽出方法

今回の受賞について一言
この度、優秀発表賞をいただけたこと、大変嬉しく思います。今回の発表は、主に卒業研究の内容であり、その成果が評価されたことは非常に光栄であると感じております。 親身にご指導いただきました、兵庫県立大学の後藤忠徳教授、名古屋大学の市原寛講師をはじめ、研究に対して意見をいただきました皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。これを励みに、今後の研究活動も一層精進してまいります。


愛知県東浦町 東浦町一般表彰

受賞者 加藤 博和 教授

受賞日 2023年6月1日

今回の受賞について一言
現在は多くの地域の公共交通施策にかかわっているが、東浦町は最も長期であり、町の委員となる前から20年以上になる。 町内のコミュニティバス網整備を進め、県内でも有数の利用者を誇り、町民に定着するに至った。それとともに自分も成長できたと感じている。 今回の表彰は、公共交通施策にかかわってきた多くの皆様のご努力の結果であり、皆様に感謝申し上げるとともに、今後もよりよい公共交通を実現するべくがんばっていくつもりである。

受賞理由
東浦町地域公共交通会議委員として15年にわたり町内公共交通の充実に携わり、住民福祉及び町政振興に貢献した功績が顕著であったと評価された。


日本火山学会 日本火山学会優秀学術賞

受賞者 角皆 潤 教授

受賞日 2023年5月16日

題 目 火山ガス安定同位体組成観測手法の革新

今回の受賞について一言
日本火山学会の優秀学術賞は、直近数年間において火山学に関する優れた学術貢献のあった会員に対して授与される賞であり、名大の誇る高感度安定同位体組成計測手法と、 ドローンを用いた噴煙採取技術を組み合わせることで、噴火中の火山であっても火山ガスの安定同位体組成が観測可能になった点を評価していただきました。

受賞理由
直近数年間において火山学に関する優れた学術貢献があったため。


土木学会 令和4年度 土木学会賞 論文奨励賞

受賞者 山下 奈穂 助教

連名受賞 郭 静、白川 博章、谷川 寛樹

受賞日 2023年6月9日

題 目 物質ストックを考慮した資源生産性の要因分解の実証研究-住宅におけるケーススタディ-

今回の受賞について一言
この度は土木学会という歴史ある学会にて論文奨励賞を賜りましたこと、大変光栄に存じます。 日頃取り組んできた研究に対してこのような評価をいただけたことは、今後の研究活動に向けた大きな励みとなりました。 本論文の執筆にあたり、共著者の先生方をはじめ、学会関係者様、また日頃からお世話になっております研究室の皆様にもこの場を借りて厚く御礼申し上げます。今後も研究活動により一層邁進いたします。

受賞理由
本研究は、提案型論文として日本の住宅を対象に要因分解式を試用し、住宅ストックの変化が資源生産性に与える影響を明らかにするものであります。 資源生産性は循環計画の大目標として掲げられている物質フロー指標であるものの、物質フローを支える物質ストックが間接的に与える影響については評価できない点が課題でありました。 本研究で得られた知見は、気候変動や資源循環を考慮した持続可能な都市づくりなど様々な分野での活用が期待されます。 また、複雑な概念や手法を理解しやすいよう簡潔な図表や文章を心がけたことも、今回の評価に繋がったのではないかと考えております。


公益財団法人海洋化学研究所 第7回 海洋化学奨励賞

受賞者 山崎 敦子 講師

受賞日 2023年4月22日

題 目 サンゴ骨格を用いた低緯度域の表層海洋における栄養塩指標の開発

今回の受賞について一言
海洋化学の分野において栄誉ある賞を賜り、大変嬉しく思っております。サンゴ礁の海が透き通っている理由は、栄養が少ないことを示しています。 なぜ栄養のない過酷な海でサンゴ礁は命のゆりかごを作ることができたのでしょうか。私の研究はサンゴ礁の見えない栄養を追うためにスタートしました。 サンゴ礁は不思議でいっぱいの海ですが、私たちの研究成果を活用すると、その謎が少し明らかになるかもしれないねと期待をいただいた賞だと思います。受賞を励みに研究をさらに進めたいと思います。

受賞理由
山崎氏は,貧栄養海域に分布する造礁サンゴ骨格の地球化学指標を用いて,過去の栄養塩の流入過程とその季節変化と経年変動を明らかにした. 特に造礁サンゴ骨格中の微量有機物の窒素同位体比を分析する手法と指標のキャリブレーションを確立し,窒素循環の推定に応用した. また,サンゴの飼育実験を通して,造礁サンゴ骨格の微量金属元素を用いた栄養塩指標の高精度化にも取り組んできた.その業績優秀なるを認め茲に表彰する.


日本建築学会 日本建築学会論文集査読功労者表彰

受賞者 荒木 慶一 教授

受賞日 2023年4月18日

受賞理由
『日本建築学会論文集』において一定数を超える優れた査読を行い,学会誌の質的向上に貢献をしたと認められる者に対し表彰を行う。


日本航空宇宙学会 第32回日本航空宇宙学会論文賞

受賞者 渡邊 誠一郎 教授

連名受賞 津田 雄一、佐伯 孝尚、照井 冬人

受賞日 2023年4月14日

題 目 Initial Achievements of Hayabusa2 in Asteroid Proximity Phase

今回の受賞について一言
小惑星探査機はやぶさ2のC型小惑星リュウグウ近傍運用に関する達成事項を報じた論文です。

受賞理由
小惑星探査機はやぶさ2の近傍運用は高い成果を挙げており,それをまとめた本論文は航空宇宙工学と航空宇宙産業の発展に貢献するものであるとして評価された。


中部卒業設計展 彌田賞

受賞者 安藤 大悟(M1、担当教員:堀田 典裕)

受賞日 2023年3月15日

今回の受賞について一言
このような賞を受賞でき、大変うれしく思います。この受賞を糧に今後も引き続き設計活動に励んでいきたいです。

受賞理由
敷地特有の条件や性格を丁寧に読み取り、場所や文化に根差した設計を行ったことが評価されたため


Nagoya Archi Fes 中部卒業設計展 安藤太地賞

受賞者 島田 蘭花(M1、担当教員:堀田 典裕)

受賞日 2023年3月14日

題 目 街を紡ぐ六弦琴-都市公園と一体化した楽器工房-

今回の受賞について一言
自分が設計した作品を他大学の先生や企業の方々に見てもらい、意見をいただいたり評価していただいたりしたことが初めてで、とても良い経験になりました。 また、現在社会で活躍している設計事務所の方からの賞をいただけて自信になったと共に、この賞だけで満足せずこれからも設計に取り組んでいきたいと思いました。

受賞理由
ギターの工房を用水の上に引いた六弦に沿って設計した点や、工房、学校、カフェなどといった様々な用途を複合し、それを2階スラブの高さを変化させることにより用途に応じて空間を操作した点が評価された。 また、街の中の工房、人の近寄らない用水といった都市の裏となってしまっている2つの要素を活用し、地域の産業を発信する場に転用したことも受賞理由の一つである。 さらに、用水の上に建築物を立てる上で、用水の上にPCの梁をかけ、そこに鉄骨の柱を固定し、CLTの梁で木造床版を支えるというように、構造体に至るまでよく考えられており、材料をギターに使われる木材、金属にこだわり、先ほど挙げたように床スラブの高さなどの細かな操作まで設計していた点が、リアリティのある作品として評価された。


第1回岡崎産木材を活用した学生・建築デザインコンペティション2022 最優秀賞

受賞者 清家 悠大(M2、担当教員:宮脇 勝)

連名受賞 安藤 大悟、森 千遥

受賞日 2023年3月25日

題 目 小さな木と大きな木。

今回の受賞について一言
このような栄誉ある賞をいただき、メンバー共々大変嬉しく思っております。 建築だけでなく、背景にある岡崎市の森林や林業の未来についても考える良い機会となり、今回のコンペティションで培ったことを糧として更なる勉学に励みたいと思います。

受賞理由
今回のコンペティションのテーマである岡崎市産の木材について調査がなされており、岡崎市産材をこれまでにない形で有効利用していて、岡崎市産材と親和性の高い計画となっていたと評価されたため。


一般社団法人 日本建築材料協会 優秀学生賞

受賞者 瀬川 実暉(M2、担当教員:丸山 一平)

受賞日 2023年3月3日

題 目 乾燥速度がセメント系材料を用いたペースト硬化体の乾燥収縮特性に及ぼす影響

今回の受賞について一言
この度は、優秀学生賞を受賞することができ大変光栄に思っております。多大なご指導、お力添えを頂きました丸山先生、五十嵐先生、Ailiさん、研究室のメンバーに深く感謝いたします。

受賞理由
貴方の修士論文は当協会 優秀学生賞選考委員会において受賞にふさわしいと認められましたのでここに賞します。


文部科学省 令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞

受賞者 荒木 慶一 教授

連名受賞 大森 俊洋、喜瀬 純男

受賞日 2023年4月7日

題 目 単結晶形状記憶合金構造部材の開発と建物耐震化への応用研究

今回の受賞について一言
2006年から基礎研究を始め,2022年に実用化され受賞となりました。今後,さらなる発展に向けて研究を進めていきたいと考えています。


日本建築学会東海支部学生優秀学術講演賞

受賞者 伊神 竜生(B4、担当教員:丸山 一平)

受賞日 2023年3月16日

題 目 ラマン分光法を用いた湿潤状態での異なる二酸化炭素環境下のセメント硬化体表層部の炭酸化反応の分析

今回の受賞について一言
10分間の講演の中でどのように相手に伝えるか、どうしたら相手に伝わるかを常に考えて講演を行うことは、とてもいい経験になりました。

受賞理由
東海支部が主催する2022年度日本建築学会東海支部研究集会において優秀な発表講演をしたことを賞されたため。


一般社団法人 日本建築学会東海支部学生優秀学術講演賞

受賞者 佐藤 千江(M2、担当教員:加藤 博和)

連名受賞 加藤 博和

受賞日 2023年3月15日

題 目 脱炭素型まちづくりに関連する日本の立地誘導施策の実態に関する研究

今回の受賞について一言
この度は栄誉ある賞を頂き、大変嬉しく思います。論文作成や発表にあたり、熱心にご指導いただきました加藤博和教授に心より感謝申し上げます。今後とも精進してまいりたいと思います。

受賞理由
東海支部研究集会で講演した高専学生、大学学部生・修士課程(博士前期課程)大学院生のうち、全審査対象数の10%程度の講演の優秀なものと認められたため。


公益社団法人 令和4年度土木学会中部支部研究発表会優秀講演者賞

受賞者 原 雄一朗(M2、担当教員:加藤 博和)

連名受賞 加藤 博和、福本 雅之

受賞日 2023年3月3日

題 目 ステークホルダー共創型地域公共交通サービスの継続性に関する研究

今回の受賞について一言
この度はこのような賞をいただき、大変光栄に思います。論文執筆に当たりご指導くださった加藤博和先生、 福本雅之先生をはじめ、協力くださった全国21事例の担当者の皆様や、支えてくださったすべての方々に改めて感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後の地域公共交通の発展により一層貢献できるよう精進してまいります。

受賞理由
研究成果を発表した上で、将来性のある学生や若手の研究者であると認められたことにより、「土木学会中部支部優秀講演者賞」として評価していただきました。


愛知県警察本部 感謝状

受賞者 田代 喬 特任教授

受賞日 2023年2月7日

題 目 愛知県警察本部災害対策アドバイザーを通じた,警察官への防災教育を中心にした警備警察活動に対する協力

今回の受賞について一言
市民の安心・安全を守る警察官の皆さんを支える機会をいただき,微力ながら試行錯誤して努めてきたところ,思いがけず,感謝状を贈呈されることになった. 2015年に災害対策アドバイザーを拝命して以降,当初は講演が中心であったところから,近年では減災館を使用した体験型の学びも含めた研修へと展開するなど, 減災館の見学対応に尽力してきた展示スタッフの協力無しにはなし得ない表彰であった.防災教育を通じた社会貢献活動の励みにしながら,関係者一同,今後も努めていきたい.

受賞理由
受彰した田代 喬は,2015年2月5日に愛知県警察本部災害対策アドバイザーを委嘱されて以降,不定期に催される中部管区警察学校や愛知県内の警察署における講演や, 毎年,「警備災害専修教養」として複数回にわたり企画・実施されてきた特別講義に加え,近年は減災館における展示教材を用いた体験型の学びなども駆使しながら, 警察官に対する自然災害や防災・減災の知識・意識の向上に努めてきた.このたび,愛知県警察本部等に所属する警察官への防災教育に対し,8年間にわたり継続して貢献してきた実績が高く評価され, 一連の機会を企画・運営してきた愛知県警察本部警備部(災害対策課)から打診があり,警備部長直筆による感謝状が贈呈されるに至った.


愛知県 第30回 愛知まちなみ建築賞

受賞者 名古屋大学 太幡研究室

連名受賞 (株)藤川原設計、武田計画室 建築・ランドスケープ

受賞日 2023年2月3日

題 目 あかばねこども園

今回の受賞について一言
愛知まちなみ建築賞は、愛知県が主催する歴史ある建築賞で、今年が30回目となった。計80点の応募の中から、7点の「まちなみ建築賞」に選ばれた。 太幡が監修設計を担い、研究室として企画段階から施工段階までプロジェクトに参画した。

受賞理由
愛知県田原市の3つの既存保育園を統廃合し、一つの新しいこども園を設置した事業である。 敷地外周の樹木等の豊かな景観、地域に開放されたベンチや広場、外構から中庭までの重層的な動線の計画、一般的にはフェンスで囲まれる園舎を、園舎で囲む計画、住宅のようなリズミカルな街並みなどが受賞理由として挙げられた。


公益財団法人日本建築衛生管理教育センター 2022年度 日本建築衛生管理教育センター会長表彰

受賞者 田中 英紀 教授

受賞日 2023年1月19日

題 目 建築物の環境衛生管理事業功労者

今回の受賞について一言
厚生労働大臣登録建築物環境衛生管理技術者の国家試験講師を17年間努めた貢献に対して表彰された。

受賞理由
建築物の環境衛生管理事業に関する向上と発展への長年にわたる貢献



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