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受賞

2022年

日本気象学会 日本気象学会賞

受賞者 松井 仁志 准教授

受賞日 2022年5月19日

題 目 粒子の微物理特性を表現した全球エアロゾルモデルの開発と気候影響評価

今回の受賞について一言
日本気象学会賞は、「気象学及び気象技術に関し貴重な研究をなした者に対する顕彰」であり、 日本気象学会の中で最も古くから(1954年から)続く歴史のある顕彰です。今回このような栄誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。 これまでの研究を支えてくださった多くの皆さまに感謝申し上げます。私は学生の頃から現在に至るまで、大気中の微粒子(エアロゾル)の動態や気候影響に関する数値モデル研究を進めてきました。 これまで行ってきた研究を「貴重な研究をなした」と認めていただいたこと、また、大気エアロゾル分野の研究が気象学の中心分野の1つとして認識されてきていることを大変うれしく思っております。 今後、気象学と大気エアロゾルの分野のさらなる発展に少しでも貢献していきたいと考えております。

受賞理由
松井仁志氏は、数値モデルによる大気エアロゾルの気候影響評価において、従来のエアロゾル全量(質量濃度)に基づいた評価に代わり、 エアロゾルの微物理特性(数濃度、粒径分布、混合状態)を陽に表現した全球モデルを用いるという新しい評価手法を効率的な計算手法と併せて開発し、 全球的なエアロゾルの気候影響に関する科学的に確かで重要な知見を生み出してきた。これらの研究は気象学の発展に大きく貢献するものであり、2022年度日本気象学会賞を贈呈するものである。


公益財団法人交通協力会 第47回交通図書賞 第1部(経済・経営部門)

受賞者 加藤 博和 教授

連名受賞 家田 仁、小嶋 光信、他11名

受賞日 2022年3月9日

題 目 「地域モビリティの再構築」

今回の受賞について一言

受賞理由
日本の地域公共交通は、元々、8~9割以上の事業者が赤字で運営されている業態であり、コロナ禍で一層厳しい状況に陥っている。加えて、ポストコロナでは、構造的な需要喪失が見込まれている。このような状況下、 単にこの赤字事業をどうするのかという視点ではなく、「地域モビリティの再構築」を地方創生の要にしていくためにどうすればよいか、 そのような視点で、本書は論じられている。先進諸国の中で地域公共交通を民間に任せきった国は日本だけであり、 この間、世界と逆行する公共交通の規制緩和が行われてきた。本書は、こうした政策の方向転換は必要不可欠であるという前提に立ち、その上で専門家や現場の最前線の声を多面的に集し、 「地域モビリティの再構築」を論じている。共通の土壌を持ちつつ、多面的で質の高い分析を集約した点を評価し、本書を交通図書賞(経済・経営部門)に選定する。


Nagoya Aichi Fes 2022 中部卒業設計展実行委員会 小林アツシ賞

受賞者 清家 悠大 (M1、担当教員:宮脇 勝)

受賞日 2022年3月15日

題 目 表裏一体都市

今回の受賞について一言
学外の方から初めて講評を直接頂けただけでなく、このような賞も頂き、大変嬉しく思っています。ご指導頂いた宮脇先生や山出先生には感謝申し上げます。 この卒業設計を通して培ったことを糧として、今後とも精進してまいりたいと思います。

受賞理由
名古屋市中心市街地を対象に、建築と土木と造園に関わる一体的な都市空間とランドスケープの新しい提案を行った点が評価された。


土木学会中部支部 若手優秀発表賞

受賞者 大江 崇 (M1、担当教員:富田 孝史)

受賞日 2022年3月4日

題 目 東日本大震災の事例に基づく津波火災の延焼発生リスクを評価するモデルの構築

今回の受賞について一言
この度、優秀講演者賞という名誉ある賞を頂き大変嬉しく思います。この賞を頂けたことも普段からご指導をして頂いた先生方、国土デザイン研究室の仲間の支えがあったからこそであると感じております。 この場を借りて厚く御礼を申し上げます。今後も更なる成果を出すことが出来るよう研究に邁進したいと思います。

受賞理由
本研究は、津波に関連した火災(津波火災)の延焼発生リスクを評価する統計モデルの構築を行ったものです。浸水域で発生し拡がる津波火災は消火が容易でなく、また津波の流れによって拡散するリスクがあるものです。 構築したモデルでは、既往モデルにおいて考慮されていない評価対象域外から流入してくる瓦礫を考慮したところに特徴があります。これは津波災害の特徴とも言えます。 モデル構築には東日本大震災で大規模な津波火災が発生した岩手県山田町および大槌町、宮城県気仙沼市のデータを使用しました。 この三市町に対してロジスティック回帰分析を行った結果、津波火災の延焼発生推定には本モデルで考慮した評価対象域外からの流入瓦礫が重要であることが示されました。 この研究成果を令和3年度土木学会中部支部研究発表会に発表し、優れた研究成果を発表した将来性のある学生と認められたことから同賞を受賞しました。


日本建築学会 東海支部入選

受賞者 横田 勇樹 (M1、担当教員:田中 英紀)

連名受賞 勝 満智子

受賞日 2022年2月21日

題 目 境界を揺らぐ纏いの衣

今回の受賞について一言
このような栄誉ある賞を頂きチームメンバー全員嬉しく思っております。このコンペティションを通して培ったことを糧として更なる勉学に励みたいと思います。

受賞理由
就労支援施設の新たな在り方の提案に対する受賞である。施設内ではかつて街の核であった和紙作りを就労のメインとしておき、人々の関係性が希薄化した敷地において住人同士の日常において多様な行為が行える共用部を付加した。 製造される和紙を、施設利用者が自ら考え施設内の木造躯体に取り付けることで可変的な空間を生み出し、その結果、就労と憩いの場の曖昧な境界が街に開きながら柔軟な魅力を持ち始め、街の人々を繋げる核となる提案である。


ウミユリ学の国際的研究者集団 Golden Crinoid Award

受賞者 大路 樹生 教授

受賞日 2022年1月6日

題 目 Lifetime Work on the Study of Ecology, Classification, Paleobiology, and Evolution of the Crinoidea

今回の受賞について一言
長年の私のウミユリに関する研究が認められ、嬉しい限りです。金色のウミユリの造形物(メールに添付します)が贈られました。

受賞理由
手紙には、「長年にわたる、ウミユリの生態学、分類学、古生物学そして進化学に関する業績に大してこの賞を贈る。(中略)私がこのGolden Crinoid Awardを受賞するに十分値する科学者であり、現生と化石ウミユリの理解に果たした役割を評価する」とあります。



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