地球環境システム学セミナー2F (5400232)
専攻,課程 |
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地球環境科学専攻 後期課程 |
科目区分 |
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授業形態 |
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演習 |
担当教員 |
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平野恭弘 准教授, 山口 靖 教授, 高野雅夫 教授, 宮坂隆文 助教 |
単位数 |
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2 |
学期 |
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秋学期 |
講義時間帯 |
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木曜 4限 |
講義場所 |
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環境講3 |

目的・ねらい
惑星と地球、地球と生態系・人間社会、人間社会と個人、これら相互の関係(システム)において生起する諸現象を理解することを目的とする。地球環境システム学講座で取り組む横断的な学問分野における最先端の成果についてセミナー形式で深く議し、統合的なシステムとしての理解力を身につける。
DP2環境問題(地球規模課題)について、修得した知識をもとに深く思考し、果敢に取り組むことができる。DP4環境にかかわる次世代の新しい学術分野を創造する志しを持つことができる。

授業内容
本セミナーはon-lineでおこなう。
博士後期課程1年の学生を対象として、各自の研究の進捗報告および最新の研究動向紹介等を交替で行い、議論を通じて地球環境システムや生態系の特徴に関する最新の知識を高度化、総合化して、博士論文に向けた研究の進捗に資する。身近な生物環境から地球環境までの幅広い環境における生態学的に重要な、森林生態系の構造と機能の基礎に焦点を当てる。主なトピックスは下記の通り。
(1) 森林の分布と環境
(2) 森林の遷移
(3) 森林の土壌環境
(4) 森林の物質生産
(5) 森林と生物の相互作用
(6) 森林の生態系サービス
また履修者は本セミナーで実施される研究倫理教育ガイダンスの受講を必須とする。
授業内容について受講後,ノート等で自分なりの整理をしておくこと。
授業で扱った専門用語について,復習しておくこと。

成績評価方法・基準
セミナーで議論への参加(50%)、セミナーでの発表(50%)

教科書
必要な資料は、セミナーごとに配布し、それに基づいて議論を行う。

参考書ならびに授業を受けるに当たっての注意事項等
Ecology, 4th ed, Begon Townsend and Harper, Blackwell Publishing, ISBN:978-1-4051-1117-1

授業言語
・スライド・資料: 一部英語
・口頭説明: 日英両方
・英語による質問への対応: 可

担当教員のE-Mail, TEL, 居室など
E-mail: yhirano "@" nagoya-u.jp, Tel: 052-789-2536, 居室: 環境総館717号室