モン(司祭)、カパリ(農業)、シル(床屋)、ゴーシュ(牧牛)、ストラダール(大工)など十数に及んだ。壺造りカーストは基本的に朝から晩まで壺造りに専念する。ジョムナ川デルタの粘土を仕入れ、土練りを行い、大車輪型のロクロを手動で廻し整形する。女性、老人たちも中庭で小型ロクロやヘラで各種の壺を作る(写真1,2)。雨が降り出したら露天干ししていた壺を小屋の中にしまい、止んだらまた庭に出す。雨期でも火入れは行い、焼成壺造りカーストの日常 ─ 生業と通婚 ─【写真2】壷造りの若奥さん (2004.8.30撮影)【写真3】 女神カーリー像(KWAN創刊号、P6、写真2参照)(1986.1.19撮影)04
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