環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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  第一回日中環境研究交流会・シンポジウム

 当日の様子

名古屋大学と上海交通大学の大学間「日中環境研究交流会」が設立され、その一環として11月15日に環境総合館レクチャーホールで第一回日中環境シンポジウムが開催されました。同交流会は、アジアや世界が注目する環境に関わるテーマについて共同研究を企画・推進して、その成果による国際的な貢献を目指しています。第1回の今回は「水と環境」を研究テーマとし、シンポジウムでは「南水北調−経済発展と水資源の政策的・技術的課題」をメインテーマとして、中国の経済発展がもたらす水資源のひっ迫に伴う揚子江流域から黄河流域への大導水事業「南水北調」による気候変動・生態系・水質汚染への影響と、その政策的・技術的課題を討議しました。また、国際学術コンソーシアムAC21の学生世界会議も共同開催されました。

開会に先立ち、平野眞一本学総長、上海交通大学環境科学行程学院院長、李天然中国駐名古屋総領事が挨拶され、次いで林良嗣実行委員長およびサイモン・ウォリスAC21推進副室長から開催趣旨、AC21について説明がありました。シンポジウムは3部構成で、セッション1は「経済発展、南水北調、そして汚染」、セッション2は「水循環と内水域の生態・生息」、セッション3は「水質汚染と浄化技術」について、それぞれ講演およびディスカッションが行われました。

会場は11部局、5企業および一般からの120名を超える参加者で埋め尽くされ、「日中環境研究交流会」の記念すべき第一回として今後の日中環境研究交流の礎を築くことができたと思います。次回は上海交通大学で開催される予定です。

 当日の写真

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開会前の会場の様子
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平野名大総長の挨拶
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上海交通大学環境科学行程学院院長の挨拶
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会場の様子
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李天然中国駐名古屋総領事の挨拶
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サイモン・ウォリスAC21推進副室長からAC21の説明
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林良嗣実行委員長から本会の開催趣旨の説明
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講演の様子
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講演の様子
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講演の様子