環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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  あいち知の探検講座「環境学の冒険」

 「環境学の冒険」とは?

あいち知の探検講座「環境学の冒険」は高校生の発表会で修了しました。

愛知県教育委員会からの本年度の受託事業である同講座に、 8名の高校生が参加しました。 講座の趣旨は、様々な研究現場での実験や調査を通じて環境学の醍醐味を体験してみようということです。 地球規模から地域までの環境問題を解決するためには、 総合的なアプローチが必要不可欠なので、大気や水の地球環境を自然科学から理解し、 環境問題解決の技術を開発し、 解決策を実施するのに必要な社会制度や倫理的問題、 都市環境や生活空間のあり方を明らかにすることが大事なことを、 高校生に理解してもらおうということになりました。

講座は、「観測気球で風を測る」、「鉱物学と環境学の接点:アスベスト」、 「水をいつまでも大切に使うには」、「堀川の水質を調べてみよう」、 「都市の河川を考える」、「環境問題のゲーミングを体験する」、 「南アジアの環境とフィールドワーク」、「持続可能な社会を地域からデザインする」、 「現場で考えるまちづくりと公共交通」、「バンブーハウスをセルフビルド」の合計9回で、 それぞれ土曜日あるいは夏休みに1日をかけて行いました。

12月16日には、受講した高校生が、それぞれ興味を深めたテーマについて自分で調査し、 その成果をまとめて発表しました。発表会終了後には、受講生は次ぎのような感想を寄せてくれました。 「今の環境についての現状がいろいろわかってよかったです」、 「行動では味会うことができない自分の目で見て学ぶことができた」、 「将来は環境学について学びたいと思った」、 「体験してみた大学が身近になった感じがした」などです。

 写真

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名古屋市堀川におけるフィールドワーク実習:
現地で説明を聞く高校生たち
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フィールドワークの報告会:「堀川における
都市と川のかかわり」について
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講師の説明(小牧市東部市民センターにて)
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地元の方による説明(小牧市東部市民センターにて)
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1本の木を頼りに製作開始
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屋根?床?ができあがってきた
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一緒に参加していた子どもたちがよじ登って遊んでくれました