環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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 第13回「まちとすまいの集い」を開催しました

 11月5日(土)午後、ES総合館1階ESホールにおいて第13回「まちとすまいの集い」(主催:環境学研究科都市環境学専攻建築学教室)が、開催され、多くの市民の方々を含む92名の参加がありました。
 今回のテーマは、「3.11後のまちとすまい〜備えあれば未来あり」でした。まず、建築学教室主任の大森博司教授が、本年3月11日に発生した東日本大震災を契機に、まちとすまいに関する人々の意識は大きくかわりつつあり、復興や今後の備えのために何をすべきかを考えたいという本企画の主旨について話しました。
 続いて、松岡利昌准教授が「BCP(事業継続性計画)とDRP(災害復旧計画)」と題し、震災発生時の外国企業の対応等の紹介し、BCPやこれを支えるファシリティマネジメントの考え方について講演しました。次に奥宮正哉教授が「無理なく減らして快適に」と題し、原発事故を契機にエネルギーシステムのあり方が問い直されている現状を踏まえ、省エネルギーやピークカットのための方策や自然エネルギー活用について講演しました。最後に、護雅史准教授が「大震災に学び、来るべき地震に備える」と題し、東日本大震災での地震そのものの揺れによる建物やインフラの被災状況について報告し、東海地方でも起こることが予測される大地震から、まちとすまいを守るためになすべきことについて話しました。
参考:「まちとすまいの集い」のホームページ

 写真

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会場の様子
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会場の様子