環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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 パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立建築学校とワークショップを実施しました

都市環境学専攻建築学コースとパリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立建築学校(以下ENSA-PVS)は、2009年度から国際学生ワークショップを実施しています。今回は9月21日(月)から9月27日(日)までの間、パリのENSA-PVSでワークショップを実施しました。
ワークショップのテーマは「モンパルナスタワーが立地する敷地の再開発」です。名大院生4名が検討したプロジェクト案を発表し、約30名のENSA-PVS院生(M1)が参加希望プロジェクトを申告し、4グループを構成しました。各グループは名大院生1名にENSA-PVS院生7名の構成です。21日午後に現地見学をし、22日から検討作業を開始し、23日昼に中間報告と講評を行いました。23日午後はセーヌ川左岸の再開発をマネジメントするパリ市役所傘下の都市再開発会社SEMAPAを訪問して、計画内容について説明を受けました。
学生たちは週末も作業を進め、最終講評会は27日11時より約2時間30分行いました。ENSA-PVS 教員4名が出席し、名大院生がまず説明をし、ENSA-PVS院生が補足する形で行われた4グループの発表それぞれに対して、建築的観点や都市計画、都市デザインの観点からの講評がされました。ENSA-PVS教員からは周辺の文脈との関係に関するコメントが多かったことが印象的でした。
また、今回のワークショップの成果発表の後に、4月に名大で実施したワークショップ以降に大学院演習(建築・都市設計演習)として取り組んだ作品を院生が短時間で紹介しました。なお、その図面については、24日からENSA-PVS校舎のエントランスホールに展示されました。
ワークショップ終了後、交通まちづくりの先進地ストラスブール、リヨンの世界遺産でもある歴史的景観地区やガルニエの理想都市「工業都市」などの見学を行いました。
なお、本ワークショップへの院生派遣は、日本学術振興会「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」によって実施されました。
●参加者
小松 尚(建築学コース准教授)、廣瀬友香、杉野友香、牛丸 匠、奥西範久(以上、M1)
Boris Weliachew教授, Christian NIDRICHE教授、Elenilde CARDOSO講師、Alain ELLEBOODE講師、Marc DILET講師(以上ENSA-PVS担当教員)
 
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http://www.env.nagoya-u.ac.jp/news/20100412/index.html
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/news/20090927/index.html

 写真

写真1
モンパルナス地区
写真2
今回の計画対象地域(中央部)
写真3
対象地区の様子(夜景)
写真4
対象地区の様子(左側の街区から)
写真5
対象地区の様子
写真6
対象地区の様子
写真7
ワークショップの様子(9/21)
写真8
ワークショップでの作業風景
写真9
中間講評会の様子(9/23)
写真10
セーヌ川左岸の再開発計画の視察
写真11
学生間での議論の様子
写真12
学生間での議論の様子
写真13
最終講評会の様子
写真14
最終講評会の様子
写真15
最終講評会の様子
写真16
名駅周辺プロジェクト展示の様子
写真17
ワークショップ終了の様子