環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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 ENSA-PVS / GSES-NU合同建築・都市設計ワークショップを開催

 大学院環境学研究科(GSES-NU)都市環境学専攻建築学コースは、パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ建築大学(ENSA-PVS)と合同で、4月13日から17日までの5日間、東山キャンパス環境総合館1階レクチャーホールを主会場として、「地下鉄茶屋ヶ坂駅を中心とする複合市街地の再生」をテーマとする建築・都市設計ワークショップを開催しました。ENSA-PVSから10名、GSES-NUから40名の大学院生が参加する盛大なワークショップとなりました。

 本ワークショップは、異なるバックグラウンドを持つ両大学の大学院生に英語で対話し協働する貴重な機会を提供するもので、参加者には、地下鉄茶屋ヶ坂駅周辺の市街地を安全・安心で持続可能な複合市街地に再生するための建築・都市設計の目標・方針・実現手段を提案することが求められました。参加者は、建築学の計画系・環境設備系・構造系の講義を聴いた後、5つの国際グループを結成し、現地調査そして言葉やスケッチを介した対話を積み重ね、A1版4枚の図面と模型として建築・都市設計提案をまとめました。

 最終日の成果発表会には建築学コースの教員や学生の他、名古屋市役所や(財)名古屋都市センターの職員、他大学の教員らが出席し、提案の発表の後、活発な質疑応答と意見交換が行われました。提案内容は、各グループに個性がありましたが、茶屋ヶ坂公園と矢田川を結び市街地の骨格を形成する緑地ネットワーク、店やレストランが並ぶ活気のある街路、様々なタイプの住宅などが盛り込まれていました。

 

 写真

グループ作業の様子
会場の様子
成果発表会の様子
参加者集合写真