環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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  平成19年度 まちとすまいの集いを開催

 当日の様子

平成19年度まちとすまいの集いが,12月15日(土),環境総合館レクチャーホールにおいて開催されました。

環境学研究科都市環境学専攻建築学教室は,社会への情報発信のために「まちとすまいの集い」を例年実施しています。今年度は,この催しを名古屋環境大学の連携講座とすることでより開かれた形とし,地域市民や建築関係者などとともに,「地球温暖化と都市・建築」をテーマに地球環境問題へ建築家・建築技術者の果たすべき役割と責任を視点に幅広く議論を行いました。

催しの第一部では,建築学教室の丸山一平准教授,村山顕人准教授,奥宮正哉教授から,それぞれ専門分野における地球温暖化対策への取り組みの様相,最先端の技術や試みなどが幅広く紹介されました。

さらに第二部では,地球科学の観点から地球環境問題に取り組んでいる高野雅夫地球環境科学専攻准教授より,北極圏を例に,地球温暖化が生態系・人間生活に及ぼす影響が具体的に紹介されるとともに,環境問題解決を担う人材の育成や教育の重要性について指摘されました。続けて小松尚准教授の進行のもと,高野准教授と第一部の講演者によるパネルディスカッションが行われました。ここでは参加者との質疑応答を含め,問題解決に向けた技術開発の方向性から地球環境問題の教育のあり方など,様々な問題について活発な意見交換を行うことで,地球温暖化対策を中心とした幅広い地球環境問題について知見を深めることができ,有意義な催しとなりました。

 当日の写真


奥宮教授による講演の様子

丸山准教授による講演の様子

村山准教授による講演の様子

コメントする高野准教授

パネルディスカッションの様子