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このコーナーでは、環境学研究科の教員や修了生ががそれぞれの関心や出来事について広く語りかけます。

次の建設業界を見据えて

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都市環境学専攻 2015年博士前期課程修了
古田 馨梨

現在私たちが生活している社会の未来が、不確かさや複雑さを増していることは、みなさんご存じの通りです。技術が速いスピードで進化していることを実感している人も多いと思います。
私が働いている建設会社では、設計施工一貫で建築物の3Dの設計図となるBIMの活用を推進し、建築物の建設過程の単純作業を自動化しようとロボットを開発していますが、これらは昔から続く成長の延長線上にある進化です。
一方で、建設業界にもイノベーションと呼ばれるような大きな変化が訪れるのではないかという期待と不安もあります。例えば、コロナ対策の緊急事態宣言によって、私もテレワークで仕事をすることが増えました。作業環境がデスクトップPCからノートPCに移行し、テレワークでも支障が無い環境が整いつつあります。以前は会議室に集まって行っていた打合せも、オンラインで行うことに抵抗が少なくなってきています。大きなオフィスも、大きな集合場所も需要が少なくなっており、それはこれからも変わらないかもしれない状況にあります。そうなれば、必要な建築物への要求にも変化があるかもしれません。建築物への新しい要求はどんなものでしょうか?建設業界は対応していけるでしょうか?これからの建設業界、楽しみで目が離せません。
時代の変革に取り残されないように、私の働いている建設会社も必死に新しい企業になろうとしています。建設の枠にとらわれない成長に向けて、事業領域の深化・拡大やグローバル化を進めています。私自身も、新しい時代に貢献できるように、向上心を持って仕事をしていきたいなと思っています。
「環境学と私」を執筆することができて大変嬉しく思います。2016年に大学院を修了し企業に就職してから5年ほど経ちました。私の現在の思いを6年間お世話になった名古屋大学関係者の皆様にお話しできる機会をいただき感慨深い思いです。皆様の明日が、楽しいものでありますように。
(ふるた かおり)

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