レーダ気象学  (3400775)
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専攻,課程  :  地球環境科学専攻   前期課程
科目区分  :  I 類
授業形態  :  講義
担当教員  :  高橋暢宏 教授
単位数  :  2
学期  :  秋学期
講義時間帯  :  月曜    2限
講義場所  :  環境共用館大講義室
 
目的・ねらい
地球環境の研究を支える基礎データとして重要なリモートセンシングによる観測に対する理解を深めることを目的とする。本講義では、特に降水現象の観測に重要な気象レーダに対する基本原理の理解とおよび利活用方法を身につけることを目指す。
授業内容
気象レーダの利用においては、電磁気学、電気工学、気象学の基礎知識が必要となるため、それらの基礎知識を随所に織り交ぜて講義を行う。また、レーダ技術の応用として、大気観測、地上レーダによる観測、航空機搭載・衛星搭載レーダによる観測があるため、それらに応用できる基礎的な解析技術の実習を実際のデータを用いて行う。

講義は全体概要のほか5つのテーマをそれぞれ2−4回の講義を行う。
(1) 全体概要として講義全体の概観および気象レーダの基本原理について
        講義全体像をつかむとともに、気象レーダの基本原理を学ぶ。
        気象学におけるレーダの役割を学ぶ。
(2)  レーダにおける電磁気学・散乱理論の基礎
        レーダを学ぶ上で必要となる電磁気学や散乱理論の基礎を学ぶ
(3) レーダ方程式
        レーダの観測原理をレーダ方程式として学ぶ
(4) レーダハードウエアの基礎
        レーダを構成しているハードウエアとその役割を学ぶ
(5) レーダ応用(解析手法)
        レーダを用いてどのような物理量を抽出できるか学ぶ
(6) レーダ解析(地上レーダデータ、および衛星搭載レーダ)
        まとめとして、実際のレーダデータを用いて解析を行う。
上記のテーマごとに小レポートを宿題として課す。
成績評価方法・基準
受講態度を含めた出席状況およびレポートの評価によって総合的に判断する.
教科書
必要な資料は、授業ごとに配布し、それに基づいて授業を行う.
参考書ならびに授業を受けるに当たっての注意事項等
Battan, L. J., 1973: Radar Observation of the Atmosphere, The Univ. Chicago Press, 324 pp.
Doviak, R. J. and D. Zrnic, 1993: Doppler radar and weather observations 2nd Ed., Academic Press, 562 pp.
Bringi, V. N. and V. Chandrasekar, 2001: Polarimetric Doppler weather radar --- principles and applications, Cambridge Univ. Press, 636 pp.

授業言語
・スライド・資料: 一部英語
・口頭説明: 日本語のみ
・英語による質問への対応: 可
担当教員のE-Mail, TEL, 居室など
授業時間外の質問は、電子メールで受け付けるほか、事前にメールで日時を調整すれば面談による質問も可能。
ntaka@nagoya-u.jp
052-789-3492
研究所共同館I 621
 
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