環境の倫理  (3400781)
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専攻,課程  :  研究科共通   前期課程
科目区分  :  体系理解科目
授業形態  :  講義
担当教員  :  丸山康司 教授
単位数  :  2
学期  : 
講義時間帯  :      
講義場所  : 
 
目的・ねらい
【目的】  持続可能な社会の実現を図る際に必須となる価値判断の問題について、現実の社会に応用可能な考え方を身につけることを目的とする。具体的には
・環境保全を行う上での利害の齟齬や対立などのトレードオフの問題
・専門知と科学の不確実性
・世代間問題と世代内問題
といった問題群を対象とし、非強制的・非規制的方法によって対立構造そのものを解消するための理論的・実践的な可能性を検討する方法を身につける。

【到達目標】環境問題における倫理的課題を抽出し、価値判断のあり方について議論する能力を身につける。
【該当DP】  DP3
授業内容
  環境問題や環境保全の事例を題材にしながら「科学に問うことはできるが科学だけでは答えられない問題(トランスサイエンス問題)」を扱うために必要な方法論や概念を習得する。具体的には以下のような問題群について象徴的な事例を扱いながら、受講者の主体的な学びを促すための講義、討論、ゲームなどを行う。

・科学の限界と価値判断(リスクコミュニケーション)
・環境倫理と人間ー自然関係(自然再生/野生生物問題)
・個別最適と全体最適のジレンマ(資源利用/エネルギー問題)
・予防原則と事前注意原則(気候変動/環境アセスメント)
・持続可能性における世代間問題と専門家依存(当事者性の限界/責任倫理)
・配分的正義と手続的正義(再生可能エネルギー/環境政策)

【授業時間外学習の指示】指定する文献を各授業前に読み、論点を整理しておくこと。
成績評価方法・基準
平常点
授業での活動に積極的・能動的に参画できたことを合格の基準とする
教科書
鬼頭  秀一 編福永  真弓 編、2009『環境倫理学』東京大学出版会
ISBN978-4-13-062311-7
吉永明弘, 福永真弓編著. 2018『未来の環境倫理学』勁草書房
ISBN 9784326603053
参考書ならびに授業を受けるに当たっての注意事項等
参考書は適宜紹介する。討論やゲームも実施するので、受講生には積極的な参加が求められる
授業言語
・スライド・資料: 一部英語
・口頭説明: 日本語のみ
・英語による質問への対応: 可
担当教員のE-Mail, TEL, 居室など
ym@nagoya-u.jp
 
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