総合防災論1B(社会編)  (000040)
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専攻,課程  :  研究科共通   前期課程
科目区分  :  体系理解科目
授業形態  :  講義
担当教員  :  高橋  誠 教授, 室井研二 准教授
単位数  :  2
講義時間帯  :  水曜    1限
講義場所  :  環境講2
 
目的・ねらい
自然災害は、かつては「自然な現象」と考えられてきたが、現在では、災害(や、そのリスク)=ハザード×脆弱性/対処能力という式で表されるように、「社会の問題」として捉えられるようになっている。それゆえ、自然災害の研究には、自然現象としてのハザードや、具体的な防災・減災活動のみならず、その背後にある社会の構造や、災害前後の長期間にわたるその変化に関する理解が不可欠である。この授業では、こうした災害の社会的な側面について人文社会科学の観点から講究し、分野横断的観点から安全・安心学にアプローチする方法論を獲得する。
授業内容
この授業では、災害はなぜ起こり、どのように被害が発生するのか、人々は災害にどのように立ち向かい、どのように立ち直るのか、その後被災地や被災者は災害に強くなるのかといった、災害をめぐる古典的な問いを、心理学・社会学・地理学の観点から考えていく。

主として社会学(室井研二、社会学講座)、地理学(高橋誠、地理学講座)、心理学(木村玲欧、非常勤講師)を専門にする3名の講師が、それぞれ4コマずつ担当する。東日本大震災、阪神・淡路大震災、伊勢湾台風のほか、スマトラ地震や四川大地震などを事例として取り上げる。最後に受講生も参加して総合討論を行い、受講生自身が専攻する学問分野と人文社会科学との比較を通して、災害・防災研究のあり方について議論する。また、その他の講師をゲストとして招聘し、特定のトピックについて講演してもらう。

なお、非常勤講師担当分の授業は、土・日あるいは水曜日(午後)に実施する(詳細は未定)。災害・防災の総合的な理解のために、「総合防災論1A」や「総合防災論2」を併せて履修することが望ましい(この授業は、地球環境科学、都市環境学、社会環境学のすべての専攻の学生が履修できる)。詳細は、初回授業時に説明する。
成績評価方法・基準
数本程度のレポートと総合討論への参加度によって、ねらいに関する達成度を評価する。また出席および平常点を加除する。具体的には、初回授業時に説明する。
教科書
特になし。
参考書ならびに授業を受けるに当たっての注意事項等
初回授業時に提示する。
授業言語
・スライド・資料: 日本語のみ
・口頭説明: 日本語のみ
・英語による質問への対応: 可
担当教員のE-Mail, TEL, 居室など
環境総合館623、makoto-t@info.human.nagoya-u.ac.jp(高橋)
 
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