持続可能な開発入門  (000020)
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専攻,課程  :  研究科共通   前期課程
科目区分  :  体系理解科目
授業形態  :  講義
担当教員  :  竹内恒夫 教授, 高野雅夫 教授, 加藤博和 教授, 小松 尚 准教授, 別所良美 客員教授
単位数  :  2
講義時間帯  :  水曜    3限
講義場所  :  環境講3
 
目的・ねらい
持続可能な未来を築いていく人材を育成するためには、現場において、多様な課題を解決する手腕・技能を涵養することが必要であるが、その前提として、Sustainable Development(SD)の基本となる価値・原則、あるいは環境・経済・社会・文化の多様性の相互依存関係などについての知識を共有し、持続可能な社会とは何かを議論し、共通の理解を図り、持続可能な開発を受講者の研究、そして、将来の仕事の中に組み入れることを目的とする。
授業内容
1  オリエンテーション(担当教員などによるパネル討論)
2  「持続可能な開発」の哲学・倫理学的・経済学的意味
  「未来世代に対する我々の責任」や「世代間倫理」という価値・原則、「持続可能な開発」の概念の矛盾に起因する価値転換、近代理性そのものが持つ問題性への批判に起因する現代の「ディープ・エコロジー」、ハーマン・デイリーの「定常状態経済」に示されている価値転換などを考える。
3  「地球憲章」とSDGs
  「地球憲章」(2000年)、国連「持続可能な開発目標」(SDGs、2015)から、環境・社会・経済・平和などの統合を考え、日本は持続可能かを議論し、検証する。
4  持続可能な資源・物質循環、エネルギー、交通、建築など
  「成長の限界」、「ソフト・エネルギーパス」などを手掛かりに、資源・物質循環、エネルギー、交通、建築などの観点から持続可能性/不可能性を考え、将来ビジョンを構想する。
5  持続可能な社会のための「政策マニフェスト」
  持続可能な社会のための税制、行政体制、国土構造などのあり方、グローバル化か地域自立か、付加価値の源泉をどこに求めるべきか、経済の仕組みや企業経営などのあり方、消費・廃棄の生活のあり方を考え、それらを環境・経済・社会の観点から評価し、政策パッケージを議論し、「政策マニフェスト」を提案する。
成績評価方法・基準
毎回のミニレポートの内容、議論への参加度、受講態度
教科書
参考書ならびに授業を受けるに当たっての注意事項等
アル・ゴア『不都合な真実』 “Inconvenient Truth” (Al Gore)
メドウス『成長の限界』“Limit to Growth”(Meadus)
ロビンズ『ソフトエネルギー・パス』“Soft Energy Path”(Robins)
「議論への参加」が必須。
授業言語
・スライド・資料: 一部英語
・口頭説明: 日本語のみ
・英語による質問への対応: 不可
担当教員のE-Mail, TEL, 居室など
tsuneo_takeuchi@nagoya-u.jp
masao@nagoya-u.jp
bessho@hum.nagoya-cu.ac.jp
 
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