環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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  第8回 まちとすまいの集い

名古屋大学大学院環境学研究科 都市環境学専攻 建築学教室主催の第8回まちとすまいの集いが、2006年11月18日(土)13:20〜16:40、環境総合館1階レクチャーホールで盛況のうちに行われた。 参加者は66名で、うち学外からは42名の参加があった。同時に隣接する環境総合館1階ロビーにて、建築学教室の研究・教育内容・活動を紹介するパネル展示も行われた。

テーマはまちとすまいの安全・安心である。これは、昨年の耐震強度偽装事件に端を発して、建築の安全性と建築家・建築技術者が果たすべき責任に対する関心が高まり、この機会に、私たちが暮らす住まいや街の安全を脅かすリスク(危機)について知り、その対処のために専門家が果たすべき役割と市民や使用者のリスクに対する心構えについて考えてみようというものである。

プログラムは第1部が講演で、
森 保宏 (教授・建築構造)「安心して暮らすためのリスクマネジメント」
谷口 元 (教授・建築計画)「デザインにおけるユーザー参加と専門家の役割」
松浦 和雄 (ウッドフレンズ、S52年卒)「実際の家づくり街づくり」
辻 喜光 (名古屋市、S46年卒)「建築法規のかかわり方」
の4人の講師から、本テーマに関連した基調となる講演があった。

その後、第2部として西澤泰彦助教授のコーディネートにより、第1部の講演者をパネリストとしたパネルディスカッションを行い、街と住まいの安心・安全に対する議論を深めた。


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パネルディスカッションの様子。左から森教授、谷口教授、松浦氏、辻氏、西澤助教授 1階ロビーでの建築学教室の研究・教育活動のパネル展示の様子

(文責 勅使川原 正臣)