環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

Home > トピックス

 「地球にやさしい資源・エネルギー利用へ - 東日本大震災から1年」 シンポジウムを開催

主催:名古屋大学大学院環境学研究科、名古屋大学グローバルCOEプログラム「地球学から基礎・臨床環境学への展開」、なごや環境大学、後援:中日新聞社
 環境学研究科10周年記念としてグローバルCOEは、2012年2月29日(水)、野依記念学術交流館において、「地球にやさしい資源・エネルギー利用へ−東日本大震災から1年」シンポジウムを開催しました。
 当日、「KYOTO地球環境の殿堂」に殿堂入りをされ大気循環・海洋循環結合モデルの世界的先駆者として知られる真鍋淑郎氏、ローマクラブ会員でFactor4の概念提示で知られるエルンスト・フォン・ワイツゼッカー氏、同じくローマクラブ会員でRussell Einstein宣言2005年版の起草者として知られるハンス=ペーター・デュール氏、地球環境問題への多くの提言をされている米本昌平氏の4名の方々が、それぞれの見地から持続社会について講演しました。それから、中日新聞論説委員の飯尾歩氏と本学の林良嗣教授が加わり、パネルディスカッションを行いました。当日、大学関係者、環境保護団体、企業、一般市民など約120名が参加しました。
 プログラムは以下のとおりであります。
14:00 - 14:10 歓迎挨拶
 溝口常俊(環境学研究科長)& 安成哲三(グローバルCOE拠点リーダー)
14:10 - 14:50 真鍋淑郎(名古屋大学特別招へい教授)
 「地球温暖化と水:基礎科学から臨床環境学へ」
14:50 - 15:30 エルンスト・フォン・ワイツゼッカー(環境学研究科客員教授)
 「ファクター 5:資源消費最小の豊かな社会の実現に向けて」
(休憩20分)
15:50 - 16:30 ハンス=ペーター・デュール(環境学研究科客員教授)
 「エネルギーと原子力利用」
16:30 - 17:10 米本昌平(環境学研究科客員教授)
 「地球変動のポリティクス−温暖化という驚異」
(休憩10分)
17:20 - 18:00 パネルディスカッション「東日本大地震に伴う災害後の持続可能な社会」
 モデレーター : 飯尾歩(中日新聞論説委員)、林良嗣(環境学研究科附属交通・都市国際研究センター長)
 パネリスト:真鍋淑郎、エルンスト・フォン・ワイツゼッカー、ハンス=ペーター・デュール、米本昌平
写真1
パネルディスカッション:左から米本氏、デュール氏、ワイツゼッカー氏、真鍋氏、林氏、飯尾氏