環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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 国際環境人材育成プログラム国際フォーラムを開催しました

 国際環境人材育成プログラム(NUGELP)では、12月2日(木)に「国際環境人材育成のための高等教育の課題とネットワークの構築」をテーマとした国際フォーラムを野依記念学術交流館大ホールで開催し、約100名の参加者がありました。
 田口 康  文部科学省研究開発局環境エネルギー課長、山内拓男 中部経済連合会専務理事の来賓挨拶の後、小野川和延 国際連合地域開発センター(UNCRD)所長による基調講演では「国際環境協力分野における人材育成のために日本の大学に求められるもの」と題して、ご自身の国際機関での経験をもとに、日本の大学の人材育成の問題点や政府の役割を指摘するとともに、「外向きの人材」を育てる「外向きの環境」の必要性を始めとした、魅力ある大学になるための提言や若い世代へ期待することを熱く語りました。
 午後からは海外から招へいしたクマール アジア工科大学教授、オヤワ ジョモケニアッタ農工大学教授、ラーマン バングラデシュ工科大学准教授の他、本学名誉教授の山下廣順 科学技術振興機構プログラムオフィサー、安達 一 国際協力機構地球環境部次長が、各方面から高等教育分野での人材育成やネットワーク構築の課題や展望について講演しました。引き続き、ムハンディキNUGELP特任准教授の司会のもと、井村秀文プログラムリーダー、クマール教授、オヤワ教授、山下名誉教授、安達次長によるパネルディスカションを行いました。
 パネルディスカッションでは卒業後のキャリア形成やインターンシップの充実を含めた大学教育の質の改善について、フロアの参加者も含め活発な議論を行いました。
 今後NUGELPとしてもこの国際フォーラムでの成果を踏まえながら、プログラムを進めていきたいと考えています。
国際環境人材育成プログラムのホームページ

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http://www.env.nagoya-u.ac.jp/news/20081115/index.html

 写真

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講演の様子
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井村特任教授によるプログラム活動報告の様子
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パネルディスカッションの様子
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参加者の様子