環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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 名大国際環境人材育成センター設立記念式典及び同プログラム発足記念行事を開催

  11月15日(土)、環境総合館レクチャーホールにおいて、『名古屋大学国際環境人材育成センター設立記念式典及び同プログラム発足記念行事』を行った。当日は、泉紳一郎文部科学省科学技術・学術政策局長はじめ環境省、外務省、県、市、中部産業界代表者及び学内関係者等多数出席した。

  名古屋大学国際環境人材育成センターは、平成20年度文部科学省科学技術振興調整費 「戦略的推進戦略的環境リーダー育成拠点形成事業」に採択された「名古屋大学国際環境人材育成プログラム」を円滑に推進することなどを目的に、本年10月に設立された。同プログラムは、アジア・アフリカを中心に世界各国からの留学生及び日本人学生を対象に、【地球温暖化対策】【水・廃棄物対策】【生物多様性保全】の3分野における国際環境リーダーを育成する博士課程前期課程のプログラムである。体系的な教育カリキュラムを英語で提供し、学際的なインターンシップを実施するという点で時代の要請にかなったものとなっている。

  式典では、平野眞一総長、杉山寛行センター長(理事・副総長)からの挨拶、泉局長、小林正明環境省大臣官房審議官、愛知県知事、名古屋市長及び中部経済連合会会長の祝辞に続き、井村秀文プログラムリーダー(環境学研究科教授)からプログラムの概要が紹介された。

  また、式典に引き続き開催されたプログラム発足記念シンポジウムでは、林 良嗣環境学研究科長の挨拶、安井 至東京大学名誉教授(国際連合大学名誉副学長、科学技術振興機構上席フェロー)による基調講演「国際環境人材育成のあるべき姿」に続き、「世界で活躍する環境専門家育成のために―中部地域から国際社会への貢献」と題したパネルディスカッションが行われ、国際環境人材育成の理念・目標、教育プログラムのあり方、産学官共同による人材育成の各テーマについて活発な議論が行われた。

名古屋大学国際環境人材育成プログラム

 

 写真


式典で挨拶を述べる平野総長

式典で挨拶を述べる杉山センター長

式典で祝辞を述べる泉文部科学省局長

井村教授による概要紹介の様子

シンポジウムで挨拶する林研究科長

基調講演をする安井東京大学名誉教授