環境学研究科
Graduate School of Environmental Studies

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 中国農村・農民問題と食糧危機:中国農村の現実から考える

去る7月21日(月)14時半から環境総合館レクチャーホールにおいて、「中国農村・農民問題と食糧危機:中国農村の現実から考える」をテーマにしたシンポジウムが行われました。最初に、李昌平氏(オックスファム香港顧問・河北大学中国郷村建設研究中心主任研究員)が基調講演を行い、その後、田中重好氏(名古屋大学環境学研究科教授)と首藤明和氏(兵庫教育大学准教授)を討論者、黒田由彦氏(名古屋大学環境学研究科准教授)を司会者として、活発なディスカッションが行われました。李昌平氏のプロフィールについては下記をご覧下さい。

シンポジウム 中国農村・農民問題と食糧危機:中国農村の現実から考える

主催 中国農村問題シンポジウム実行委員会

共催 名古屋大学環境学研究科

後援 中日新聞 日中社会学会 尾張旭市

李昌平:湖北省で1980年代から90年代にかけて農村幹部をつとめ、農村・農民問題の深刻さを痛感。2000年に、農村農民をめぐる理不尽 な処遇を訴える書簡を当時の朱鎔基首相にあてて送る。これがきっかけとなり、中央は同地域に調査団を派遣。同時に全国の農村・農民・農業問題へのとりくみが本格化する。その後広州で仕事をしたのち、北京で雑誌の記者、編集者などを経て、現在はオックスファム香港中国部顧問。河北大学中国郷村建設研究中心主任研究員。今回は初の来日。日本での訳書に李昌平著 『中国農村崩壊:農民が田を捨てるとき』吉田富夫監訳、北村稔、周俊訳、NHK出版、2004年

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