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研究科長メッセージ

環境学研究科学生の皆さんへ
 
環境学研究科長 山岡 耕春
 

 9月末に多くの都道府県に出されていた緊急事態宣言も解除され、新型コロナウィルス新規感染者が急速に減少しています。緊急事態宣言解除後の人出増加にもかかわらず新規感染者減少率が維持されていることは、各世代に普及したワクチン接種が大きな効果を挙げているものと思われます。名古屋大学でも、感染対策に留意しつつおおむね通常の活動が許容されることになりました。この1年半、教育・研究に大きな影響を与えてきた対面の活動制限が緩和され、会食をのぞき、かつての日常の活動がおおむね可能になってきます。この間の環境の変化は世界規模で起こり、従来私たちが経験したことない速さで進行しました。学生の皆さんも、その中で、困惑したこと、変化についていけないこと、学習や研究の意欲の維持など、さまざまな課題に直面されたと思います。留学生の中には、日本への入国ができないままオンラインで指導を受けざるを得ない人も少なくありません。また、一旦活動制限に慣れてしまうと、活動緩和への対応も困惑する課題が多いことも想像に難くありません。このような状況を踏まえ、環境学研究科では、対面の授業を増やすとともにオンライン環境への対応も維持しています。

 自然災害対策においては、発災-復旧-復興のなかでBuild Back Betterという考えが確立しつつあります。復旧・復興は単にもとに戻すだけで無く、よりよい状態に戻すことを意味します。新型コロナ感染症の1年半の対応はまさにこれと同じで、元どおりに戻すのではなく、Build Back Better を目指すものです。このBetterがどのようなBetterなのか、正解は分かりません。手探りの中で続けていく必要があります。社会にとって、大学にとって、個人にとって、それぞれのBetterな環境を模索する日々が今後も続くものと思われます。そのために、各講座・研究室の活動、また友人との交流などを通じ、学生の皆さんと教員がコミュニケーションを図りながら、Betterな「あらたな日常」を作り上げて欲しいと思います。その際に、SDGsの掲げるno one left behind もぜひ心に留めてください。

 環境学研究科では、対面のコミュニケーションを重視すべく、環境総合館4階に学生交流スペースを設けました。オンラインの授業の後のオフライン会などにも使って下さい。また留学生を含めた学生交流のための行事も用意しています。環境学研究科国際室のホームページを覗いてみて下さい。このような対面の行事を増やす一方、本年度から開始した地球規模課題10課題のシンポジウムなど、オンラインで参加できる行事も多く準備されています。学生の皆さんのそれぞれの環境は異なりまずが、Build Back Betterの取り組みをみんなで進めましょう。

 

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